うつせみキッチン パン教室ブログ

自己肯定感を高めるこどもパン教室20年のうつせみキッチン。東京・東池袋教室は大人や講師養成、プライベートレッスンも。

今週のこどもパン教室レポート

今週は低学年クラス2回と高学年メニューの体験クラスがありました。

 

今年最初は1年生の元気いっぱいクラス。

 

みんなお友達で一緒に来てくれました。

男の子も女の子も一緒に遊べて、いい感じです。

f:id:pandanukichen:20190110232122j:plain

茹でたじゃがいもをみんなでつぶして、

カレー粉・ケチャップ・マヨネーズを入れて

味見をしながらカレー味を付けました。

 

成形に先立ってた生地に包みやすいように、

ディッシャーで丸く形を整えておいたので、

一年生でもこんなに上手に包めました。

 

ディッシャーを使うのも、ジャガイモをつぶすのも、

みんなとっても楽しそうでした。

あまったフィリングはおやつの時間に食べました。

実はこのフィリング便利でして

オムレツに巻き込んでもいいし、

ホワイトソースとチーズを掛けてグラタンにしても

なんならコロッケにしても、けっこうイケるので

あまるほど作るのも有りです。

 

 

次は3年生の仲良し2人が体験に来てくれました。

 

 

デニッシュのように層になった生地の編みパン、ツオップです。

高学年クラスは学年末に向けて難しいパンになるので

体験でどれだけ作れるか不安はありましたが

そんな心配は無用でした。

はつらつとした女の子二人、会話も弾み手も動き、

始めて焼いたパンとは思えない出来です。

大きなパンなので長めの焼き時間には

「動物しょうぎ」と「おばけキャッチ」で遊びました。

二人とも大変楽しんで、その日のうちに入会の連絡を頂きました。

これからの成長が楽しみです。

f:id:pandanukichen:20190110192645j:plain

ぱんだぬき先生の焼いたのと並べても遜色ないでしょう?

f:id:pandanukichen:20190110233440j:plain

 

今日、金曜日はまた低学年のカレーポテトです。

 

本当は3人のクラスなのですが2人がお休みになって

今日は一年生の女の子一人の個人教授となりました。

f:id:pandanukichen:20190111204235j:plain二人お休みで、子ども同士遊ぶことが出来ず残念でしたが

 一対一だと、生徒さんとじっくり向き合えて

おしゃべりしたり、遊んだりそれはそれで楽しい時間です。

学校でのあれこれや、お正月の話、色々話してくれました。

f:id:pandanukichen:20190111205448j:plain

立体四目も何度もやりました。

先生は手加減しないよ、と始めたのに

情けないことに

最初2回は立て続けにぱんだぬき先生が負け。

もっとやる?と誘導し

大人げなく勝ち越しまで続けてしまいました。

ゴメンね、Mちゃん。

一年生とは思えない観察力・集中力に感心しました。

話を聞くとオセロや将棋もできるそうでした。

やっぱりね。

 

急きょお休みになってしまったお友達は

実はうっかりだったそうで、

月一回しかないパン教室をやり過ごしてしまって

ものすごくがっかりしている、と聞きました。

Aちゃん、Kちゃん、振替してあげられなくてごめんね。

来月また、美味しいパンを作るからね。

 

お正月の長いお休みもうれしいですが

やっぱり子どもたちがやってくると

その賑やかさ、忙しさがとても楽しいです。

 

 

 

 

 

 

新年のパン教室は

あけましておめでとうございます。

 

本年もこどもパン教室@ぱんだぬきを

どうぞよろしくお願いいたします。

 

こどもパン教室、今週から始まります。

新年最初のパンは低学年はカレーポテト。

カレー風味の生地に、カレー味のポテトがたっぷり、

チーズを乗せてこんがり焼きます。

f:id:pandanukichen:20190107161040p:plain

 

高学年クラスはツオップ、編みパンです。

ふんわりバターロール生地に

バターと黒糖を巻き込んで三つ編みする成形です。

 

生地に油脂類を塗って巻いて層を作ると、

伸ばしたりカットしたりが難しいですが

難しいところが子どもたちにとっては頑張りどころ、

頑張りどころが一番楽しいところです。

f:id:pandanukichen:20190107161524p:plain

教室ではバターと黒糖を巻き込みますが、

黒糖はメープルシュガーにしてもよいし、

ココアシュガー、シナモンシュガーにしてもいいです。

粉チーズとバターを巻き込んだチーズ味で焼いても

なかなかおいしいパンになります。

 

どうぞお楽しみに。

 

 

年末のごあいさつ

みなさま

 

こどもパン教室@ぱんだぬきを一年間ありがとうございました。

今年初めて、こどもパン教室の事をブログに書くようになって、

半年以上経過しました。

初心者のつたないブログをお読みいただき、

どうもありがとうございました。

 

レシピやコツを書こう、と思って始めましたが

なかなか更新もできず、ご迷惑をおかけしました。

 

 

来年はもっと試行錯誤しながら

教室レポートやメニューの紹介なども

増やしていきたいと考えています。

 

来年もよろしくお願いいたします。

どうぞ、よいお年をお迎えください。

 

           ぱんだぬき

教室のおやつ・・・スポンジケーキの作り方

今日はパン教室でお出ししている今月のおやつ

クリスマスケーキのスポンジケーキジェノワーズ」の

作り方をご紹介します。

f:id:pandanukichen:20181221185111j:plain

f:id:pandanukichen:20181211152717j:plain

ジェノワーズ 

共立てスポンジケーキジェノワーズと言います。

教室のおやつは人数によって大きさを変えます。

大きさによって焼き時間は違いますが基本的な作り方は同じです。

一番のポイントは砂糖は減らさないでしっかり泡立てることです。

きちんと泡立てると、粉合わせをしっかりしても膨らみます。

材料は12cmケーキ型に卵一個が基本です。

型が15cmなら2倍で作り、18cmなら3倍で作ります。

慣れない間は18cmまでがいいと思います。

ぱんだぬきは上白糖を使いますが、

あっさりしたほうがいい場合はグラニュー糖で。

黒糖やキビ砂糖、メープルなど精製度の低い物は

どうしても泡立ちにくいので慣れてからをお勧めします。

 

材料 (12cm)(18cm)

 

 全卵  L1個  L3個

 

 砂糖  25g  75g

 薄力粉 20g  60g

 バター  5g  15g

 熱湯   8g  25g

 

f:id:pandanukichen:20181220075917j:plain

作り方(写真は12cm2台または15cm1台分)

 

  1. 卵をボウルに割り入れて混ぜる。f:id:pandanukichen:20181220080650j:plain
  2. 砂糖を加えて混ぜる。

    f:id:pandanukichen:20181220080840j:plain

  3. 湯煎に掛けハンドミキサーで泡立てる。

     

  4. 大きく泡立ってきたら湯煎から外し、バター水を湯煎で保温する。
  5. つややかになり、ホイッパーですくえる位によく泡立てる。f:id:pandanukichen:20181220081603j:plain
  6. ミキサーを低速にして一分、泡のきめを整える。
  7. ゴムベラに持ち替えて、バターをへらで受けて混ぜる。

    f:id:pandanukichen:20181220081157j:plain

  8. 薄力粉を二回に分けてふるい入れる。

    f:id:pandanukichen:20181220082343j:plain

  9. 利き手でへらを垂直に立てて持つ。ボウルはまわしながら、ヘラの面を生地に当てて手前に引くようにして粉を合わせる。数回繰り返したら、ボウルの縁をへらで書きとるようにして綺麗にする。

     

  10. 9を繰り返して、生地につやが出るまでしっかり粉を合わせる。

    f:id:pandanukichen:20181220083053j:plain

  11. 薄力粉の量が少ないので、しっかり混ぜもったり流動性のある生地を型に流す。 
  12. 160℃に予熱したオーブンで35~40分ほど、生地が少し焼き縮んで敷き紙の端がうねうねするまで焼く。

    f:id:pandanukichen:20181220131957j:plain

  13. 逆さにして冷まし冷めてから敷紙を剥ぐ。

    f:id:pandanukichen:20181211152717j:plain

今季一番上出来のジェノワーズです。

12cmの型でLサイズ卵一個で焼いてあります。

ジェノワーズを安定して焼くのはおそらく職人でも難しいですが

いつも同じ道具を使って、

ポイントを押さえて作るようにすると大きな失敗は無くなります。

ポイント1 泡立て。しっかり高速で泡立て低速にして整える。

ポイント2 ゴムベラを垂直に立てて面を生地に当て粉を合わせる。

     へらが傾くと生地を上から潰す事になってしまう。

ポイント3 時間を掛け過ぎないこと。

     混ぜはじめたら、ほぼ10分でオーブンに入るようにする。

     

私は、準備が整ったらオーブンの予熱をはじめ、

ハンドハンドミキサーのスイッチを入れたら

ミキサーのパワーにもよりますが7~8分でオーブンに入れます。

使用するハンドミキサーはブラウンの350ワットの物。

残念ながら今はもう廃番です。

 

デコレーションのヒント

 ぱんだぬきはデコレーションには42%のフレッシュクリームを使います。

 準備するクリームは12cmのケーキには150ml、

 15cmには250ml、18cmには400mlです。

 クリーム100gに対して10g程度の砂糖を入れて泡立てます。

 クリームは氷煎しながらつややかに泡立て、立て過ぎに注意します。

 しっかり冷ましてからスポンジを二枚にスライスすること。

 スポンジにはシロップをしますこと、

 クリームをたっぷりのせて、手数を少なく塗ること。

 塗って表面を均す野を繰り返すとクリームがぼそぼそします。

 絞り袋はクリームについているものでもOKです。

 

f:id:pandanukichen:20181219211956j:plain

 

 

 

こどもパン教室、教室納め

今年最後のこどもパン教室が終わりました。

 

教室納めは低学年クラス、一年生と三年生三人でした。

ケーキ等分にカットして一切れあまったので、

低学年用のパンと一緒に撮影しました。

f:id:pandanukichen:20181221182903j:plain

ケーキの断面もそうですが、

今月の低学年のパン、クリスマスブレッドの

ケーキのようなカット面も初公開ですね。

 

12月のスペシャルパン、

高学年のブリオッシュタルトも、

低学年のクリスマスブレッドも

とっても好評です。

 

今日の教室のパンはこちら。

f:id:pandanukichen:20181221183438j:plain

カット前のケーキはこうでした。

f:id:pandanukichen:20181221185111j:plain

 

また来年ね!

よいお年を!

みんな、元気に帰って行きました。