うつせみキッチン パン教室ブログ

自己肯定感を高めるこどもパン教室20年のうつせみキッチン。東京・東池袋教室は大人や講師養成、プライベートレッスンも。

低学年体験のお知らせとおもちゃ箱の新入り

パン教室では卒業を控えた6年生が

中学校や卒業式の話題で盛り上がるようになってきました。

一年生も、もうじき後輩が入学し二年生になります。

幼稚園年長児に向けた学校紹介の実行委員になったよ、

と嬉しそうに話してくれるお子さんもいました。

 

そこで、ぱんだぬきも春にむけて

体験教室を企画しました。

現在年長児から二年生のお子様向け3月1日です。

お近くでご都合がよければ是非、お問い合わせください。

こちらからもお申込みいただけます。

こぬまパン教室HP Pandanuki

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また、パン教室のおもちゃ箱に新入りが入りました。

ひょうたんのフクロウです。

南米ペルーから来たマテ細工のフクロウ。

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一緒に記念撮影に入っているのは

教室の庭で取れた大小のひょうたんと

前からおもちゃ箱にいる「キツネのマラカス」

と呼んでいるおもちゃ。

 

これはぱんだぬきの実家から持ってきたもので

もう何十年も生きて(?)いるおじいさんです。

キツネのマラカス、と呼んでいますが

鱗模様からアルマジロではないかとの意見も出ます。

 

とにかく、新入りのフクロウはこの

「キツネのマラカス」の親戚に他ならない感じで

日本橋のデパートでこちらを見ていたのです。

思わず買って帰ってきて仲間入りさせました。

よく似ているでしょう?

これから、よろしくね!

今週のこどもパン教室レポート

1月3 週目は低学年クラス1回と高学年クラス2回の子どもパン教室と大人の教室が二回がありました。

子ども教室は低学年はカレーポテト、

高学年はツオップです。

大人教室はセミハード生地で総菜パンと胡麻のチュイール。

子ども教室のおやつも胡麻のチュイールです。

そうそう、今月から高学年は、

学年末の課題、レシピ書きの準備に入っています。

 

今週 高学年クラスのツオップは男子クラス2組

 

高学年クラス、今週は二回とも男子ばかりでした。

男の子は、三つ編みの出来ないことが多いので

 

ひもを用意して、三つ編みの練習もしてもらいました。

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ひもを三本輪ゴムで纏めたもの(中)です。

パン生地が膨らむことを想定してゆるゆると(右)編みます。

きっちり編んでしまう(左)とだめです。

 

薄く伸ばしたにフィリングを縫って生地を巻き

すこしつぶして三本にカットして編みます。

切り離したほうが綺麗に編めるのですが

編むのが難しくなるので端は繋げておきます。

生地に層があって滑るので

三等分のカットはなかなか難しいです。

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どうでしょうか。

慣れない三つ編みに苦戦した後も見られますが

みんな美味しそうに焼けました。 

 

 

低学年クラスのカレーポテトは今週も好評です。

 

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今週の低学年は同じ学校の二年生おしゃま女子。

残念ながら一人インフルエンザでお休みでした。

きっと、パンに来られなかった事残念がっていることでしょう。

 

まだ三回しかパ教室に来ていないクラスですが

試食しながら「今日のパンが一番おいしい!」って

言ってくれました。

まだまだ、いろんなパンを焼くよ!

たのしみにしててね!

  

 

大人の教室はハード系惣菜パンとごまのチュイール

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大人の教室の総菜パンはセミハード生地。

葱間の焼き鳥がデフォルトですが

その他にも、いろんなお惣菜を入れて

楽しんでほしくて、レシピ外のお惣菜を用意します。

 

今週はジャーマンポテト、めんたいマヨポテト、

味噌きんぴら、タンドリーチキンでした。

ご飯も合いそうな味の濃い目のお惣菜は

ハード系のパンにもよく合うのです。

チーズがおかずとパンを取り持ってくれます。

お家へ持ち帰って、楽しく食べてもらえたことと思います。

 

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 かる~~いクッキー、ゴマのチュイールも

熱いうちに反らせるのを楽しんでもらいました。

特別な材料の要らないゴマのチュイールは

お家で作ってもらえるといいな、と思います。

 

こどもパン教室事始め・・・一期生のAちゃん

ぱんだぬきが神奈川、厚木の自宅で始めた

こどもパン教室は今年17年目になります。

卒業生たちの消息を追っているわけではないですが

ときどき、市の広報や地区のお知らせなどで

その活躍を目にして嬉しくなります。

 

一月の市の広報が配られました。

裏表紙にピアノの前に立つ綺麗なお嬢さんの写真。

ピアノ好きなので、どれどれ、と見てみると

パン教室の一期生、がんばりやのAちゃんです。

 

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Aちゃんは今、東京の有名音大の大学院で

声楽の勉強をしています。

そこまでは風の便りで知っていました。

広報によると、

昨年の全日本学生音楽コンクールで全国二位と。

素晴らしい成績です。

Aちゃん、相変わらず頑張ってるね、おめでとう!

 

Aちゃんはこどもパン教室の一期生と書きました。

じつは一期生というだけでなくパン教室の恩人です。

その頃、ぱんだぬきは公民館での料理会をしていました。

そんな関係でお母さん方から子どもにもと要望があり、

夏休みや春休みに単発で子どもたちを自宅に集めて

簡単なお菓子やパンを作る機会を持っていました。

 

そんななかで、パンを作ったAちゃんのお母さんが

「毎月はやってもらえませんか?」

と聞いてくれたのです。

子どもたちとの作業が楽しかったことと

ちょうどうちの娘も二年生で一緒に始められそうで

もう一人のお友達も誘って、三人のクラスを作ったのが

毎月通うこどもパン教室の始まりでした。

Aちゃん1年生、うちの娘とお友達2年生の三人です。

 

その時から、毎月ずっとパン教室をやっています。

口コミで徐々に生徒さんが増え、

クラスも月1クラスだったのが数年で

2クラス、4クラスと数年で13クラスまで増えました。

 

 

ぱんだぬきも今より17年若かった分、

元気だったし、冒険もできましたが

急に生徒さんが増えててんてこ舞いなところもありました。

どこにもなかった子どもパン教室を立ち上げて

試行錯誤の時期で毎月新しくメニューを作っていました。

 

人数の多いクラスでは時間内に焼き上がらず15分も超過したり、

カメラやPCや印刷のトラブルでその日のうちに

写真付きレシピをお渡しできなかったり、

いろいろ生徒さんにご迷惑もかけていました。

生徒さんもお親御さんも暖かく見守ってくださいました。

大変でしたが懐かしいです。

 

今は大人クラス4、子どもクラス10ほどで落ち着いてきています。

レシピつくりにも、指導法にも慣れてきて

いつもちゃんと時間内に作り上げられるようになりました。

たぶん、おやつのお菓子も美味しくなりました。

17年でぱんだぬきも成長したなと思います。

生徒さんと親御さんたちのご理解のお蔭です。

 

これからも、より楽しいパン教室を目指さなくては。

Aちゃんはじめ、大人になって活躍している

もと生徒さんや親御さんに恥ずかしくないように。

あのパン教室がよかった、と懐かしんでもらえるように。

パン教室の本棚

パン教室には本棚が置いてあります。

 

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高い段には理科年表や辞書、文庫本など。

子どもたちの届くところには絵本や児童書。

下の方にはおもちゃや地球儀

カルタや将棋、オセロ、ジェンガなどのゲーム類。

どれも好きに手にとってみられるようにしてあります。

 

ぱんだぬきは小学校の読み聞かせに参加しているので

読み聞かせに使う絵本もたくさん置いてありますが、

 

小さな子ども向けの児童書もおいてあります。

 

読んでもらう絵本のその先も、物語を楽しむためには

一度に読めてしまう絵本の次の段階の本が必要です。

いきなりハリーポッターではみんな挫折しちゃいます。

絵本の次に読むのは物語だけでなく、

資料集や地図、詩集、図鑑なども必要です。

 

 絵本作家さんによる短めなお話の本は

こんなものが置いてあります。

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 物語の本の他にはこんな本があります。

これらはぺらぺらとめくって見て、

気に入ったところだけ読めばいい本たち。

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もしくは、子どもたちの質問に答えるときに

ぱんだぬき先生の虎の巻として使う本たちです。

 

 

こどもパン教室で、これらの本を手に取って

読んでくれないかな、見てくれないかなと思います。

読み切れなければ貸し出しているのですが、

借りて行く子は少ないのがちょっと残念。

 時には絵本や物語の一節をパン教室の時に

読み聴かせることもあります。

 

  

 

 

パン教室に来た生徒さんたちが

一冊でも楽しい本に巡り合えますように。

 

 

こどもパン教室レポート

一月二週目は低学年クラス回と高学年クラスの子どもパン教室と大人の教室が二回がありました。

 高学年クラスはデニッシュのような編みパン、ツオップ

 

高学年クラスですが、三年生の男の子もいます。

入ったばかりのお子さんも。

女の子はグルーミングの様にお互いの髪をいじるのが好きで、

髪の短い子でもだいたい三つ編みが出来ます。

それでも、パン生地は勝手が違って

きっちり編んでしまうとだめです。

パン生地が膨らむことを想定してゆるゆると編むよう助言します。

f:id:pandanukichen:20190118192404j:plain 薄く伸ばした生地にバターと黒糖を塗り、

巻いてカットして編むという工程を経て

ソフトデニッシュのような多層で

サクサクふわふわのこんなパンになっています。

 

低学年クラスは具だくさんに包むカレーポテトでした。

 

 f:id:pandanukichen:20190118192055j:plainみんなパン教室に来て三年目で生地の扱いに慣れています。

そこでフィリングをたっぷり目に包むようにしました。

ディッシャーですくうフィリングを多くするのは

案外難しい作業でした。

丸く包むのがデフォルトでしたが、

一人はカレーパンマンスタイルに細長く包みたいとのことで

形が変わりました。

包み方が変わると、カットの入れ方も変えてみます。

 

 90分のこどもパン教室は工夫が一杯

 

 たった90分で小学生がこれだけ作るというと

皆さんびっくりされますが、

16:30に集合し、お迎えの18:00には帰り支度をしています。

ぱんだぬきのお手本のパンを試食している間に

自分で作ったパンと撮った写真を添えたレシピを印刷して

お渡しして解散になります。

 

みんな自分のパンを自分で作るので、

グループ教室ですが其々の発達段階に応じて

パンを作り上げることができます。

それは、学習塾で言うならば個別指導のようなものです。

ピアノ教室で言うならグループレッスンですが。

 

もともとお友達でなくても、

男の子でも女の子でも

大きい子でも小さい子でも

力が強くても弱くても

器用でも不器用でも大丈夫。

こどもパン教室はそういう教室です。

 

大人の教室はハード系惣菜パンとごまのチュイール

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こどもパン教室に対して大人の教室は

毎月一回のお楽しみ、息抜きの側面が強いです。

仕事や家事や子育てに忙しいお母さんたちが主なので

パン教室の二時間半はゆったりリラックスして

お友達とのおしゃべりと美味しいパンとお菓子

合間のお茶の時間も楽しんでいただけるようにしています。

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そう言いながら、

今月はパンに合わせるお惣菜も作って、

チュイールは焼いた生地が熱いうちに

一枚づつ反らせる必要があるので

パンがオーブンに入るまで忙しい教室でした。

 

こどもパン教室と大人のパン教室は