4月のこどもパン教室はオリジナルパンです。
低学年のお子さんたちには
バターロール生地の材料を用意し、
当日に各自持ち寄った副材料や
教室にある材料を自由に使って
好きなようにパンを作ってもらっています。
まずは生徒さんたちのイメージを聞き取ります。
生地にココアや野菜パウダーを混ぜたい?
何個作りたい?
形を工夫したい?
どんな味にしたい?
希望を実現できるようアドバイスしていきます。
子どもたちは口々に
「五人家族だから五個作りたいの」
「ハートと、星と、丸いのと、四角と」
「くまちゃんにしたいの、」
と希望を言ってくれます。
誰かが「ココアを混ぜたいの」と言ったら
みんながココア生地になっちゃったり。
チョコチップを包むのに夢中になって、
形を作り忘れちゃったり。
パンは粘土と違って、
一度作り間違えて丸め直すと
グルテンが強くなってしまって
形を作るのが難しくなってしまうのです。
それに、成形で作った形と、
二次発酵で膨らんで、焼くときに膨らんで
同形が変わっていくかも考えながら作らねばなりません。
粘土のように一筋縄ではいかないことも
この低学年のうちに学びます。
そんなこんなで。みんな丸パンになってしまって、
パンの上にあられ糖やチョコチップで
其々模様を描いているクラスもありました。
それに対して高学年クラスは
一月からずっと、レシピ書きをして準備していますから
こんなに立派なパンが出来上がります。
ちょこちぷメロンパン、
ガーリックフランス、
ココアチョコチップロール
先生も何か作ってよ、というので、
この回はソフト生地を層にしてプリンカップで焼いてみました。
子どもたちの頼もしい成長に
また楽しいアイデアに、
ぱんだぬき先生も刺激をもらう
四月のこどもパン教室です。