うつせみキッチン パン教室ブログ

自己肯定感を高めるこどもパン教室20年のうつせみキッチン。東京・東池袋教室は大人や講師養成、プライベートレッスンも。

パン教室レポート チーズ、チーズ、チーズ!

 

夏休み明けには台風あり酷暑ありで

9月も あっという間に半ばです。

パン教室は子どもも大人も平常に戻りました。

 

さぼり気味になっていましたパン教室レポートです。

 

9月のパン教室は大人も子どものチーズのパン。

低学年は

フラットチーズ

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角切りチーズを混ぜ込んだ生地を

薄く薄く麺棒で伸ばして

好きなように穴をあけ、

さらにチーズをトッピングしてぱっりっと焼きます。

 

元気いっぱいの二年生のクラスは

久しぶりのパン作りに大はしゃぎ、

あまりの楽しさに

パンだけの写真を撮りそびれました。

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高学年は

チーズプレッツェル

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チーズを練りこんだ固めの生地を

伸ばして伸ばして、プレッツェルの成型をして

チーズをトッピングして焼きます。

太いところはふんわりと、

細いところはカリカリと、

一つでいろいろな食感の楽しめるパンです。

 

こちらは4年生、5年生、中学生

学校も性別も年齢もバラバラですが、

だんだんなじんで仲良くなってきています。

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こちらは4年生と6年生の幼馴染5人組。

パン作りもさることながら

一緒に遊びたくて、うずうずしながらやってきます。

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これは、4年生のお姉ちゃんと

2年生の弟君とお友達。

二年生にプレッツェルは少々難しいかな?

と思いましたが杞憂でした。

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プレッツェルは成型が独特で、

薄くのばした生地をきつく巻きあげて、

それからころがhして細く伸ばしていきます。

中央は太く、途中は細く均一に、

端はちょっと膨らみを持たせて。

切れないように50㎝以上に伸ばすのは

小さな手ではなかなか大変。

みんな頑張ってくれました。

 

 

大人は

チーズコッペダッチタイガートッピング

(だらだら長いネーミングですみません)

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コッペパンに角切りのチーズを混ぜ込んで、

上新粉の発酵生地をトッピング、

トラ柄のカリカリした食感を楽しむパンです。

 

今月のおやつはカステラにしました。

新聞紙で型を作って焼いています。

焼いてから数日たったほうがおいしいお菓子です。

 

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今月の おやつは久しぶりにカステラにしてみました。

大人の教室でカステラを作ったことのある人には

コーヒーとクルミの渦巻スコーンなのですが

子どもにはちょっと苦いかな、と思って。

 

カステラをお家で焼くことは少ないと思いますが、

新聞紙で型を作れるし

卵と砂糖と強力粉、そして水あめかはちみつだけなので、

実は作れると重宝するお菓子です。

 

 

 

フラットチーズ、チーズプレッツェル

体験できる誰でも子どもパン教室は

9月26日です。

どちらのパンでもお作りいただけます。

10:30~12:00  

16:30~18:00

  

 

講習料は1単位3000円(材料、レシピ、おやつ、試食、持ち帰り付き)です。

 お問い合わせは お申し込みは 

        連絡先 | Pandanuki

 

 

 

  

 

 

 

 

 

子どもたちの自由研究 子どもパン教室から

今週のお題「わたしの自由研究」

 

自由研究といえばパン!ということで、

子どもパン教室で作っている

子どもたちのオリジナルレシピのパンの

レポート記事を集めてみました。

 

子どもたちの作品はどれも個性的で素晴らしいです。

自分で書いたレシピでパンを焼く。

これほどの達成感が得られるお稽古事は

多くはないと自負しています。

 

そして、子どもパン教室こそが、

ぱんだぬきせんせいにとっては

もう十数年になる自由研究そのものです。

 

小さいけれども、何十人、何百人という

たくさんの子どもたちとの関わりから

多くを学び、気づきを与えられ、支えられて

長い年月をかけて少しずつ進化して

そして、子どもたちもぱんだぬきも、

これからも学び続け進化し続けられる

そういう可能性を秘めた教室です。

 

このような場を与えられたことに

感謝しかありません。

 

 

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こぬまパン教室への 

 お問い合わせは お申し込みは 

        連絡先 | Pandanuki

 

9月のパン教室のお知らせ

皆様、残暑お見舞い申し上げます。

 

残暑厳しい中、9月に入りました。

夏休みをいただいていた、こぬまパン教室も

今秋から9月のクラスが始まります。

 

9月はチーズのパンです。

子どもパン教室、低学年は

フラットチーズ

チーズを練りこんだ生地を薄ーく伸ばして、

パリッと焼き上げたスナックのようなパンです。

 

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基本はパリパリ食感のパンですが、

ふんわりしたパンが好きなら、

少し厚めに仕上げてふんわりパンを

楽しむこともできます。

自分の手加減ひとつで、

好みの食感を作り出すことを楽しんでもらいます。

 

 

子どもパン教室高学年は

チーズプレッツェル

こちらもチーズを練りこんだ固めの生地で

ドイツの伝統的なプレッツェルの成型を体験します。

細い部分と太い部分を意識的に作るのは難しいです。

 

焼き上がりの太いところはふんわり、

細いところはカリッと焼きあがります。

一つのパンで二つの食感は面白いですね。

 

 

フラットチーズ、チーズプレッツェル

体験できる誰でも子どもパン教室は

9月26日です。

10:30~  フラットチーズ

16:30~  チーズプレッツェル

 

です。

 お問い合わせは お申し込みは 

        連絡先 | Pandanuki

 

 

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生イースト、知ってますか?

突然ですが、今日は酵母の話です。

ぱんだぬきの大人向けパン教室では

インスタントドライイーストと、

イーストを使い分けています。

 

 

イーストって

ご存じですか?

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 これです。湿った、ぽくぽくした感じのものです。

趣味で頻繁にパンを焼く人でも

あまりなじみがないかもしれません。

 

 

 

酵母いろいろ

 

多くの人が使うのは

インスタントドライイースト

手に入りやすく、発酵力も安定しているので

ぱんだぬきのの子どもパン教室では

もっぱら、インスタントドライイーストです。

 

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これです。

さらさらと顆粒状に加工してあり

粉に混ぜて使うことが容易です。

水に溶かして使うこともできます。

冷凍保存がきいて、大変便利です。

 

 

次に、多くの人が関心を示すのは

天然酵母でしょう。

 

「星野天然酵母」とか「白神こだま酵母」とかは

製菓材料展などで販売されている培養天然酵母です。

過程で予備発酵をして元種を作ってから

パンに仕立てていくタイプ。

自宅パン教室をされている先生には

このような天然酵母を主に教えていらっしゃる方も多いです。

 

そして、一番個性的で扱いの難しい

 自家製天然酵母があります。

「自家製レーズン酵母」「自家製ヨーグルト酵母

「ライムギ酵母」「フルーツ酵母」なども聞くでしょう。

フルーツやヨーグルト、穀類などについている酵母

自分で培養して元種を作り、

ゆっくりパンを作るタイプです。

 

自家製天然酵母は環境に依存し、

個性的なパンを作り出すことができます。

とても魅力的です。

 

ぱんだぬきも

ヨーグルトや、ライムギや、小麦や、果物から

自分で酵母を起こしてパンを作ることがありますが

起こした酵母を種継して使い続けることが

なかなか困難で、続きません。

毎日たくさんのパンを焼き続けることができないと、

なかなか自家製酵母を続けるのは難しいのです。

生地種でリッチなパン - たぬきのぱんやさんにっき

酵母も続くよ、何処までも - たぬきのぱんやさんにっき

ホームベーカリー予約焼きでパネトーネ風の試作 - たぬきのぱんやさんにっき

そんなわけで、自家製酵母

個性的で魅力的なパンを焼き続ける、

職人さんの営む小さなパン屋さんに向いています。

こだわりの素敵なお店も多いです。

 

 

 

酵母は生き物で、ドライイースト

培養した酵母から作られています。

すべてもともとは「天然酵母」です。

  

そして、知られている割に使う人が少ない、

「生イースト」があります。

ソフトなパンを量産するパン屋さんでは

イーストを使うのが主流ではないか、と思います。

ぱんだぬきも長いこと

「生イースト」は業務用のイメージでした。

 

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昭和の古い家庭用成果製パンの本では

「生イーストはパン屋さんで分けてもらいましょう」

と書いてあるものがあります。

 

でも、なかなかパン屋さんに行って

「生イーストはありますか?」って

聞けませんよね。

 

そんな生イーストですが

製菓材料店では100gの小分けで

売っているようになりました。

プロ級の仕上がりを目指す人のために

マニアックな添加物なども売っている、

そういうう品物の一つです。

 

 

ぱんだぬきがでは、

ドライイースト、生イースト、自家製天然酵母

扱います。星野酵母や白神酵母は扱いません。

 

毎年「辻調理師専門学校」の夏期講習で生イースト触れ、

イーストがいいな、と思うようになりました。

それから、時々使ってみて、

香りや生地の感じの違いを実感し、

今では極力切らさず生イーストを持っています。

 日本人好みの、ふんわり優しいソフトパンができます。

大人向け教室も、リッチなパンには生イーストを使います。

パンらしい優しい香りも食欲をそそります。

近くに製菓材料展があったら、

ぜひ使ってみてほしいと思います。

 

使い方としては、

ドライイーストの分量の2~3倍を目安に

変えてみるだけで大丈夫。

生地が柔らかくなるので

心配な人はイーストの分量分、水を減らしてください。

 

 

 

10歳の夏

朝晩少し涼しくなり、夏休みもあと少し。

早いところではもう二学期が始まります。

 

子どもパン教室にやってくる子どもたちも

それぞれの夏休みを過ごして

心も身体も大きく成長して戻ってきます。

 

お迎えのお母さま方とも毎年話をするのですが

特に4年生、10歳前後の夏休みは

低学年の子どもから、高学年のお姉さんお兄さんへ

大きな一歩の夏休みになる子が多いです。

 

何があったわけではなくても

顔つきが大人っぽくなってきます。

自分中心、家族中心、だったのが

広い世界に気が付いて外へアンテナを伸ばして、

いろいろなことを吸収できるようになるのが

ちょうどこの頃なのではないか、と思います。

 

家族、お友達、学校の先生、お稽古事など

自分の周りとのちょっとしたトラブルや

反抗期の走りのような態度が始まることも多いでしょう。

今までかかわりのなかったことへも関心が出てきて

世界がぐっと広がる時期でもあると思います。

 

また、私の持論ですが、

この10歳前後に好きだったことは

一生を通して好きなことが多いです。

私自身もこの年齢前後でピアノやヴァイオリンに興味を持ち、

今もずっと音楽とかかわって暮らしています。

 

私の3人の子どもたちもこの時期に

本好きだった子は今も本をよく読むし

ピアノや楽器の好きだった子はずっと好きだし、

絵を描くのが好きだった子はやはりそれが好き。

 

三つ子の魂も100までですが

10歳児の魂も100までだと思うのです。

 

そう考えると、

10歳の夏をどう過ごしたか、

10歳の夏に何を考えていたか

とっても大事なことだと言えます。

 

10歳の瑞々しい感性を大事にしてあげたい、

そう思います。