うつせみキッチン パン教室ブログ

自己肯定感を高めるこどもパン教室20年のうつせみキッチン。東京・東池袋教室は大人や講師養成、プライベートレッスンも。

パン教室の庭で育つ麦

こどもパン教室 うつせみキッチンのブログへようこそ。

 

先日、「湘南小麦」という地域の小麦ブランドのお話を書きました。

 

pandanukitchen.hatenadiary.jp

 

このとき、湘南小麦の玄麦をいただいてきました。

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本当は秋蒔きで6月収穫の麦ですが、直ぐに6粒ほど蒔きました。

数日で芽が出て、3株をリビングから見えるところに植えました、

10㎝程の時麦踏身ではないですがぎゅっと土に押し込めて。

これは霜の降りない季節には必要のない作業だったかも。

 

このところ40㎝程の背丈になりました。

ふと見ると、さな穂が出ています。

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よくよく見ると、花が咲いているようです。

お米の花と同じようですね。

 

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ちゃんと受粉して実が入るかどうかはわかりませんが、

ここに麦があれば教室から眺めることができます。

麦と米と似たところでは猫じゃらしの違いも分かってくれるかな。

 

我が家の庭は狭いのですが、

子どもたちに見せてあげたいなと思い

いろんなものを所狭しと植えています。

 

もちろん今年の目玉はこの麦です。

 

他にも面白いものを植えています。

今咲きかけているのはアーティーチョーク。

 

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もうすぐ大きな紫の花が咲くはずです。

目を惹く大きな花に質問が来たら

フランスではこの花のガクを春の味覚として楽しむんだよ

そんな話をしながら庭を見せるのも私の楽しみの一つです。

 

昨年植えたパイナップルも何とか二株、冬を越しました。

小さくてもいいからパイナップルのなっているところを見せてあげたいと思います。

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こちらはおまけ。

藍染に使う藍です。

木の葉を刈り取って乾燥、発酵させて染め物をします。

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こちらは小さなレモン。

沢山花が咲きましたが実はそれほどつきません。

はなの中にはめしべのない、フェイクの花も多いのです。

これも植物の生存戦略なのだとか。

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手狭な庭ですが、実は庭にもパン教室の魔法があるのです。

色々な植物、植物に集まる虫や鳥、それらの来し方行く末。

子どもたちとの会話の糸口には事欠きません。

 

どの子が何に興味を持つのかわかりません。

そして、私の知っていることは世の中の物事のごくわずか。

でも、そのうちのなにかが、誰かの心に響くかもしれないなら

それを伝えられたらそれ以上の喜びはありません。

うるさいようだけど、パン教室に来た子どもたちには

たくさんのものを見せてあげたいと思います。

 

 

6月の東京教室はロール成形

こどもパン教室うつせみキッチンのブログへ

おいでいただきありがとうございます。

 

今月のこどもパン教室は、

ちゃっちゃかフォカッチャの応用で

厚木教室では練り込みちぎりパンを。

東京教室はシナモンロールを作ります。

 

 

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シナモンロールの成型は

①生地を長方形にのばして

②フィリングを広げて、

③くるくる巻いてカット。

④カット面が上になるように置く。

 

生地を分割する必要がないし、

カット面が上になるので、

最もかんたんな成型の一つです。

 

しかも!

フィリングを選べば自由自在に応用できます。

教室ではカスタードクリームを生地に塗り、

シナモンをふり、(シナモン以外の香りはその日のお楽しみ)

チョコチップかレーズンか他の何か(これもその日のお楽しみ)を散らす。

自分流のカスタマイズを楽しんでもらいます。

 

 

 取り合わせを工夫するの余地があるので個性の光るパン作りができます。

みんなが何を選んでどんなパンを作るか私もとても楽しみです。

 

 

 

 

東京教室では初めての3回コースでしたがあっという間の三回目。

ちゃっちゃかフォカッチャの応用はまだまだたくさんあるので

それらは二学期以降に持ち越しです。

二学期にはもう少し生地に慣れて、いろいろな成型も学んで、

三学期にはオリジナルレシピ作成へ進めらいいなと考えています。

 

二学期は成型を中心に勉強したいと思っています。

あんぱんの様に具材を包む成型や

キッシュ風にたっぷりの具材を詰める成形、

そしてブドウパンのような具材を練りこむパンを予定しています。

 

二学期3回コースのご案内はこちら

pandanukitchen.hatenadiary.jp

 

 

 一回だけ参加してみたい方はこちら

夏の特別レッスンがおススメです。

pandanukitchen.hatenadiary.jp

1人ひとりが粉からこねてちゃっちゃかフォカッチャを焼きます。

オリジナルトートバッグもついてきます。

 

 夏休みの思い出作りに、自由研究のヒントに。

神田川のほとり、椿山荘の近くです。

参加してみてはいかがでしょうか。

2021年7月27日または28日 

          15:30~16:45

会場は我楽田工房ギャラリー(文京区関口)

    お申し込みはこちら

   東京都文京区関口1丁目29-6,1F
   TEL:03-6228-0051
   GoogleMap : https://goo.gl/mGhhmx
   ・有楽町線 江戸川橋駅 徒歩10分
   ・東西線 早稲田駅 徒歩10分       
   ・都電荒川線 早稲田駅 徒歩8分

パン教室レポート 6月の厚木教室 練り込みちぎりパン

うつせみキッチンのブログへおいでいただき

ありがとうございます。

 

6月のパン教室の記事を書いていませんでした。

Instagramに写真を載せてブログがおろそかになっていました。

ごめんなさい。

 

6月の厚木教室、もう終盤に入っていますが・・・

パンはちゃっちゃか生地に味を付けてちぎりパン。

先月の東京教室のパンと一緒です。

自分の好きな味付け用副材料の「粉」を選ぶところから始まります。

 

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一例としてこんな感じです。

子どもたちが好みそうなミルクココアやミロも追加しています。

 

副材料を選んだら、生地をこねる前に選んだ粉を自分のボウルに入れます。

粉チーズは吸水量が大きいので、少し(5mlほど)水を足します。

次に、選んだ素材に合わせて油脂を計ります。

ホットドリンクの素を選んだ子たちは香りの穏やかなこめ油。

粉チーズや青のりといったスナック系の味を選んだ子にはオリーブオイル。

また、夏になってきたので水分量が春先より5~7ml少ないことも説明します。

 

選ぶ粉によって、水との相性が異なるので分量を調整すること。

べたつきやすい材料、そうでない材料があるので微調整すること。

今回はこの辺りを実感してもらいました。

 

自分が作っている生地とお友達や先生の生地を比べてみて

「僕のは固いな」「何だかべたべたする」と感じてもらうのも目的の一つです。

生地の色も雰囲気も、人それぞれです。

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さて

いつものようにちゃっちゃかフォカッチャの作り方で生地つくりを終えます。

短めの発酵(気温が上がったから)を終えて生地を切り分ける分割に入ります。

「いくつに作りたい?」

「何個にしてもいいよ」

 

最初に切り分ける数を決めてもらって、

どのようにカットしたら均等に切りやすいか、ちょっと考えます。

結構難しいです。

 

2つ、4つ、6つ、8つ は2の倍数。

3つ、6つ、9つは3の倍数。

 

最初にとりあえず、二分してしまう子も多いのですが、

そうすると奇数にはできません。

初めに考えておくことが大事です。

 

 

5人家族だから5個にしたい。

なるべく多く作りたい。

いろんな声が上がり、

カットの仕方を紙に書きながら話し合い。

それぞれ納得して分割丸めです。

 

やきあがったパンたちはこちら。

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上の数の多いのは、リクエストに応じて私が26分割したものです。

リクエストをした二人は今年は行ったばかりの4年生。

まだ分割丸めは経験がありません。

「26分割は2×13で素数が入るから難しい…先生頑張るから自分の分は自分でちゃんと分割丸めできる?」

こう聞いたら「できる」というので、

6分割と丸め方をイメージトレーニングして、作りはじめました。

かなり悩みつつ、時間はかかったけど二人とも頑張りました。

説明だけを聞いて自分で作れたのって実はすごい事なんだよ。

15分超過しちゃったけれど、いい勉強してくれました。
 

 

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5分割、10分割はなかなか悩みます。

中心から放射状にカットするのがわかりやすいです。

ケーキも、5人、7人は分けにくいですね。

パン生地は柔らかく形が変わりやすいので、ケーキやピザより難しいです。

 

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同じ6分割でも、中央に一個置く並べ方とドーナッツ状に並べるのでは雰囲気も変わります。
 

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副材料に合わせてちょっとしたトッピングも施したので、

個性豊かなパンたちが出来上がっています。

 

 

 

 

 

 

6月のパン教室も残り数クラス。

どんなパンができるかな、

どんなことが起こるかな、わくわくします。

 

以上6月の教室レポート(前半)でした。

 

さて、ちょっと宣伝させてください。

うつせみキッチンのこどもパン教室は

毎月通う小学生対象のお稽古事としてパン教室です。

 夏の特別レッスン

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小学生がひとりでパンを粉からこねて焼きあげます。

東京教室は各学期に三回ずつ、固定クラスでレッスンしています。

パンを焼くだけではなく、絵本の読み聞かせもあります。

コロナ禍に生まれた特別製法のちゃっちゃかフォカッチャ生地が

平日夕方の、充実の75分レッスンを可能にしました。

 

夏の特別レッスンは小学生ならだれでも、一回だけで参加できます。

基本のパン、ちゃっちゃかフォカッチャを焼きます。

     お申込みはこちら

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こどもパン教室  夏の特別レッスン

ちゃっちゃかフォカッチャを作ろう

 

今回、参加の皆さまにはうつせみキッチン

オリジナルトートのお土産付。

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日時

2021年7月27日または28日 

          15:30~16:45

                       

会場は我楽田工房ギャラリー(文京区関口)

    お申し込みはこちら

   

   東京都文京区関口1丁目29-6,1F
   TEL:03-6228-0051
   GoogleMap : https://goo.gl/mGhhmx
   ・有楽町線 江戸川橋駅 徒歩10分
   ・東西線 早稲田駅 徒歩10分       
   ・都電荒川線 早稲田駅 徒歩8分

 

 

感染者数も減ってきたので

感染対策をしっかりして開催します。

 

 

小学生のお子様のたのしい夏の思い出に、

絵日記や自由研究のテーマとして。

だまされたと思って是非、ご参加ください。

きっと、いや、絶対、楽しませます。

 

 

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ちゃっちゃかフォカッチャとその応用パンはこんなパン。

真ん中が基本のちゃっちゃかフォカッチャです。

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自分のパンを焼くこどもパン教室。

厚木の自宅で口コミだけで20年近く続いてきました。他にはないお稽古です。

 

pandanukitchen.hatenadiary.jp

 

 

 

我楽田工房さんでの特部うレッスン、お申し込みはこちら

forms.gle

こどもパン教室へのご質問やメッセージはこちらへどうぞ

    体験についてのお問い合わせ

文京区我楽田工房 夏休み特別レッスンのごあんない

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ありがとうございます。

 

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毎月通う小学生対象のお稽古事としてパン教室です。

 夏の特別レッスン

f:id:pandanukichen:20210527214723j:plain

 

小学生がひとりでパンを粉からこねて焼きあげます。

東京教室は各学期に三回ずつ、固定クラスでレッスンしています。

パンを焼くだけではなく、絵本の読み聞かせもあります。

コロナ禍に生まれた特別製法のちゃっちゃかフォカッチャ生地が

平日夕方の、充実の75分レッスンを可能にしました。

 

夏の特別レッスンは小学生ならだれでも、一回だけで参加できます。

基本のパン、ちゃっちゃかフォカッチャを焼きます。

     お申込みはこちら

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こどもパン教室  夏の特別レッスン

ちゃっちゃかフォカッチャを作ろう

 

今回、参加の皆さまにはうつせみキッチン

オリジナルトートのお土産付。

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日時

2021年7月27日または28日 

          15:30~16:45

                       

会場は我楽田工房ギャラリー(文京区関口)

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感染者数も減ってきたので

感染対策をしっかりして開催します。

 

 

小学生のお子様のたのしい夏の思い出に、

絵日記や自由研究のテーマとして。

だまされたと思って是非、ご参加ください。

きっと、いや、絶対、楽しませます。

 

 

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ちゃっちゃかフォカッチャとその応用パンはこんなパン。

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自分のパンを焼くこどもパン教室。

厚木の自宅で口コミだけで20年近く続いてきました。他にはないお稽古です。

 

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こどもパン教室レポート 5月の東京教室1

こどもパン教室うつせみキッチンのブログへようこそ。

 

東京でも始まった子どもパン教室の定期開催、

春の体験に来てくれたお子さんや

うわさを聞きつけて体験なしで申し込んでくれたお子さんなど

8人の生徒さんが固定クラスで参加してくれています。

 

会場は時々話題にさせていただいている、

文京区の我楽田工房さん。

 

今月は第二回目、テーマは「美味しさ練り込む」です。

 

ちゃっちゃかフォカッチャの応用ですが

もう、どこがフォカッチャなの?という高度な応用に入ります。

粉材料を練り込むことで、

一人一人がオリジナルのパンを焼いています。

 

 昨日も粉材料を練り込んで、

それそれが好きな数に分割して、

ちぎりパンを焼きました。

 

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兄弟で来てくれていて、お家で復習してくれているという

兄弟参加のふたり。

お兄ちゃんのほうはココアを練り込み、6分割。

弟君は粉チーズを練り込み4分割です。

 

教室が始まる前に副材料の選択から始まって

ワクワクしながら迷って悩んで、

二人ともテンション上がってました。

 

捏ね始めてからは

ココアも粉チーズも吸水の多い材料なので、

混ぜ始めてから様子を見て水を足すことを経験。

 

発酵中に絵本も読みましたが、

そのほかにも、

「今日は分割をします、いくつに切りたいですか?」

で、作るパンの数を決めねばならず、

またワクワクなやみます。

 

「2等分して、それぞれを二つに切るといくつ?」

「またそれぞれを二つに切るといくつ?」

・・・ににんがし、しにがはち…と考えてくれます。

「6等分は難しいんだよ。なんでだと思う?」の質問に、

「三つに切らないと…」とおにいちゃん。

 

「じゃあ、いくつに切るかきめてね。」というと、

弟君は4個、お兄ちゃんは6個とのこと。

 

お兄ちゃんは難しい、と言われた6個にしたいのです。

こどもって、基本的に難しいことをしたいのですよね。

人は皆、向上心を生まれ持っているんです。

兄弟はそれをすっと見せてくれました。

 

「先生はいくつに分割しようか?」と問うたら

「100こ!」だって。

いやいや、さすがに百個は無理・・で

10個におまけしてもらいました。

 

 

 

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お兄ちゃんのパン、ハンバーグみたい 

僕のはクロワッサンみたい

  (生地のカット面が見えているので、内層と表面の違いに気づいてます)

観察しながらオーブンをのぞき込んでいます。

ワクワク感が伝わります。

 

「〇〇君のは分割が少ないからパンが大きいよね、

だから中まで火が通りの二時間がかかるよ、

先生のとお兄ちゃんのを出してから二分長く焼くね」

 

 

パン教室体験から三回目にして

材料を選んで、

生地の水分量を調整しながらこねて

分割数も選んで

焼き時間も調整して。

もう、オリジナルパンと呼んでもいいと思います。

 

この調子なら、二学期にいくつかの成形の基本を学べば

三学期にはオリジナルのレシピを各自かけるのではないかな、と

先生もワクワクしながらの東京教室です。

 

さあ、焼きあがりました。

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おいしそうです。

先生の分は青のりが練り込んであります。

 

みんなのパンお味見はできないところが

先生のちょっと寂しいところ・・でもありますが。

 

 

レシピに貼り付けるための写真を撮りました。

f:id:pandanukichen:20210526095031j:plain達成感。

盛りだくさんで頑張って、お疲れさまでした。

 

 

お家でもパンの話題満載の夕飯だったことでしょう。

また来月お楽しみにね。