ぱんだぬきのこども教室では
低学年向けにこんなテキストを配っています。
内容は難しいけれど
いつか、
理科でで単細胞生物を教わる時とか
家庭科でタンパク質の話を聞いた時とか
テレビの料理番組を見た時とか
そういう時にふと思い出してくれたらいいな、
そういうことを書いています。
<子どもパン教室低学年用テキスト>
<パンはなにからできている?>
パンは こむぎこ みず さとう、しお、イースト からできている。ざいりょうを よくこねて ふくらませて やいてつくる。
<パンがふくれるのはどうして?>
こむぎこに しおとみずを いれて よくこねると グルテンという タンパクしつが でてくる。これがフーセンガムのような やくわりをする。よくこねるのは ふくらますまえの ガムを よくかんでおくのと おなじ。
このフーセンガムを ふくらますのが イースト。イーストは みんなとおなじように いきている。だから パンきじは あたたかくて しめっているのが すき。イーストは さとうなどを えさにして、あたたかいところで、どんどんはっこうして、ふえて ちいさなフーセンガムを たくさんふくらます。そうすると パンのきじは おおきく ふわふわしてくる。
このフーセンを つぶさないように まるめてやくと ひとつひとつの フーセンのなかのガスが もっとふくらんで ふかふかなパン になる。