うつせみキッチン パン教室ブログ

自己肯定感を高めるこどもパン教室20年のうつせみキッチン。東京・東池袋教室は大人や講師養成、プライベートレッスンも。

教室レポート 固定クラスのよさ

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12月に入って朝晩冷え込むようになりました。

でもパン教室にやって来る子どもたちは元気一杯。

 

11月のパンは二種類、作業も多く複雑で子どもたちの好奇心をくすぐりました。


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長い三つ編みはリースに仕立てることもできたし、

メロンパンはクッキー生地も各自作って網目もつけました。

 

12月のちゃっちゃかココアパンでは

ココアの他、抹茶、コーヒー、紅茶も選べて


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隣は何を作ってるかな?と気にもなります。

 

それぞれが違うものを作るときにこそ

固定クラスの良さが出ます。

それぞれが他の人のパンにも興味を持ち、

より多くの事を学んでいくからです。

ココアの吸水とコーヒーの吸水は違うから水分量は調整するとか、

抹茶生地は緩くて柔らかいとか

友達だからこそからこそ近くで見えます。

 

 

固定クラスで毎月顔を会わせる仲間ですから

この時期になれば学校や学年が違ってもすっかり仲良し。

 

 

ただ並んで写真に収まるのでは物足りなくなっています。

より高いところに上ったり
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シャッターに合わせてそっぽを向いたり


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お姉さんの真似をしたり


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発酵の合間に余裕があればなにかが始まります。


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並べ方も駒の運びもちょっと怪しいチェス。

 

 


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キーボードに集まって連弾したり歌ったり。

 

こんなことをしながら、

粉から捏ねてパンが焼ける。

自分で作ったパンをお土産に持って帰れる。

「僕んちの家族ねえ、僕のパン美味しいって、待っててくれるの。」

と、とってもうれしそうに話してくれるこや、

「妹でも食べられるかなあ」

「友達にもあげたいから六個にきってもいい?」

「ばあばが抹茶が好きなんだ」

と誰かを思う優しい声も聞こえてきます。

 


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誰かを思って美味しいものを作る幸せ、

パンを家族に振る舞う誇らしさが伝わってきます。

 

いつもの仲間と、緊張のない緩やかな雰囲気。

子どもたちにとっても月一回のかけがえのない時間。

 

月にたった90分だけど、

たった90分だからこその

いつもの仲間との大切な時間です。