卒業生Kちゃんのお母さんにお会いしました。
6年間通ってくれたKちゃん今年は成人式を迎えたそうです。
Kちゃんは中学生の頃は地元のミュージカルに出ていて
時々広報誌で見かけていました。
いまはもう素敵なお姉さんです。
「まだこどもパン教室をやってるんですよ」
とお話すると、懐かしそうに
「そうなんですか、いいですねえ、ほんと、楽しかった~」
「今も時々、楽しかったねえ、と話すんですよ」
と懐かしんでくださいました。
当時はぱんだぬきもまだまだ初心者先生で
ちゃんと時間内に終わらないことなどもあったのです。
それでも楽しい、と通わせてくれたKちゃんのお母さんのような
保護者さんのご理解があって、
ぱんだぬき自身も成長させていただきましたし、
こうして時々懐かしんで声をかけてくださるので、
教室を続けていく自信にもつながっています。
本当にありがたいです。
さて、今週は三回のこどもパン教室がありました。
二回は高学年クラスの焼きカレーパン。
もう一回は先週から変更の低学年クラスのクリームロール。
高学年の焼きカレーパン
カレーパンの中身は、
レトルトカレーに小麦粉やパン粉を加えて
硬めのフィリングにして使います。
二人に1パックのレトルトカレーを用意しました。
一人のお子さんが言いました。
「これ、ルーじゃないね?ご飯にかけられそうだね、」
「レトルトカレーって言うんだよ、
袋ごとお湯に入れて温め手ご飯にかければカレーライス。」
「へえ、べんりだね。具も入ってるのね。どこに売っているの?」
そうなんです、レトルトカレーは
知らないお子さんもいるんです。
一緒のクラスの他の2人にも聞いたら、
食べたことはないそうです。
確かに子どものいる家庭では
一食分づつ決まった量のレトルトカレーは
あまり出番がないですね。
少ししか食べない子もたくさんおかわりする子もいるから。
そう言えば我が家でも、
子どもが小学生の頃はレトルトカレーは
出てこなかったかもしれないなあ、と。
楽しい会話でした。
<低学年はクリームロール>
一年生4人のクラス。
一人は男の子です。
その彼が
「今気づいたけど、僕だけ男だね」
先生も女の子たちもとっくに気づいていました。
急に不安になったのでしょうか。
でも、一緒にパンを作るのに、男も女もありません。
休み時間も4人仲良く、お化けキャッチしています。
作業中も会話が弾みます。
「一人で男の子でも全然大丈夫だよ。
でも男の子のお友達も誘ってきてくれていいからね」
と話しますと、女の子たちが
「うちのクラスにおもしろい子がいるよ」
「〇〇くんがいいんじゃない?」
等とまた話が弾みます。
子どもたちの会話は聞いていても楽しいです。
おやつのブラウニーには、
成形で残ったカスタードクリームや
チョコチップやドライフルーツをつけながら食べました。
オレンジマンゴーの紅茶もいつになくよく売れました。