こどもパン教室うつせみキッチンのブログへようこそ
日差しが春めき、日も長くなってきました。
こどもパン教室は学年末です。
いつも3月にはオリジナルパンを焼いています。
今年は2月が休講になってしまったので、
オリジナルパンは難しくなってしまいました。
でも、例年のことを覚えている生徒さんは
レシピが書きかけでも、
焼きたいパンを思い描いて副材料を持ってきてくれました。
レシピの最終チェックをしていないので
基本のちゃっちゃかパンの材料を用意しています。
生徒さんを迎えてから希望を聞きとり、
水分を調整したり、材料の置き換えをして
こね始めます。
発酵の合間にも
持ってきた副材料をチェックし下処理を加えたり。
成形の仕方を一緒に考えたり、練習したり、
てんやわんやの75分となりました。
家族の人数に合わせてたくさん作りたい。
好きな材料はみんな入れたい。
フランスパンっぽいパンにしたい。
ふんわりパンにしたい。
みんなの「こうしたい」をかなえるために
「どうしたら、そうなるか?」
「なぜそうなるか?」
「他の方法はあるか?」
一緒に考えてアドバイスするのが
三月の先生の役目です。
いつも笑顔で終わるパン教室ですが
自分だけの思い通りのパンができた笑顔は
いつもの表情とは一味違います。
東京教室でも、学年末はオリジナルパンを予定して
前回はパン作りの合間にレシピを書いてもらいました。
東京教室では初めてのオリジナルパンで
皆レシピを書くのは初めてです。
それも一回で書きあげなければならなかったので
簡単なワーク形式にしました。
それでもいろんなアイデアや設計図が頭の中に浮かんだようで
作る日が楽しみです。
卒業になる6年生が
「最後だから一緒に撮って」と言ってくれて
先生も初めて一緒に写真を撮りました。
この日、オリジナルパンの材料を持ってきた生徒さんは一人。
「たっぷりのホワイトチョコレートのパンが焼きたい」
色々話しをして、
「パンの中にトロリとろけるホワイトチョコを閉じ込める」
と決めました。
成形はどうする?
「なるべくふんわりさせたい」
あんぱんのように包むだけでは最後の教室がつまらない。
ウールロール成形はどうだろう?と提案したら
こんなかわいいウールちぎりパンになりました。
ソーセージロール選択の生徒さんも、
もとレシピとはちょっと変えて、
こんな成形にしてみました。
6年間通ってくれた男子たちも
最後のパン教室。
「コーンとベーコンのエピ」と
前々から決めていたお子さんは貫いて。
みんなおおきくなったなあ、と一人感慨にふけると思いきや、
6年生はどちらのクラスのお子さんも、
レシピファイルをめくって、
思い出話に花が咲きました。
「○○ちゃん、かわいかったねー」
「この時までは○○君もいたよね、そうだ、まだメガネかけてなかったな」
「あ~~このパン、美味しかったなあ」
「コロナ前はお茶の時間があったよね」
「冷たいのにする?温かいのにする?っていつも選んでた」
「お茶の種類も選んでたよね。いい匂いのがあった」
「お菓子も選んで食べたよね」
「お茶の時間なくなっちゃって残念だったね」
「最後だから今日は先生も入れてしりとりして遊ぼう」
教室内を懐かしそうに見て回って
名残惜しそうに帰って行かれました。
6年生のみんな卒業おめでとう
6年生以外には来年度のお知らせもお渡しします。
22年度は成形パンをいろいろ焼きます。
厚木教室は 厚木市戸室 戸室小学校近く
予定メニュー
4月 オリーブフォカッチャ
5月 ミルク丸パン
6月 塩バターロールとチーズバンズ
7月 オニオンローフ
9月 レーズンパン
10月 ハイジの白パン、ノット成形
11月 メロンパンと編みパン
12月 ココアパン
1月 グリッシーニ
2月 クロワッサン
3月 オリジナルパン 副材料はお持ちください
東京教室は 東京都文京区関口
予定メニューは
一学期
4月 オリーブフォカッチャ
5月 ミルク丸パン
6月 塩バターロールとチーズバンズ
二学期
9月 レーズンパン
10月 ハイジの白パンとノット成形
11月 メロンパンと編みパン
三学期
1月 グリッシーニ
2月 クロワッサン
3月 オリジナルパン (副材料はお持ちください)
東京教室では親子体験も募集中です。