こんにちは、うつせみキッチンのブログへようこそ
ラジオ出演の興奮から覚めて、今日は試作の日でした。
夏休みをいただいている間に試してみたいことがいろいろ。
どれもこれもちゃっちゃかフォカッチャの応用パンです。
ちゃっちゃかフォカッチャは製法特許出願中の早焼きパン生地。
粉から始めて40~50分で焼けちゃうパンです。
左から
キッシュ風
そら豆と玉ねぎのフォカッチャ
じゃがいものフォカッチャ
タルトフランベ
ちゃっちゃかフォカッチャの基本の生地は40~50分で焼けちゃうパンですが、
応用パンになるとなかなかそうはいきません。
特に、キッシュのように具材に火を通さなければいけないものは要注意。
美味しく焼けたのですが、焼き時間が25分ほどかかります。
う~~ん、生卵を使ったフィリングは却下かなあ。
具材を熱々にして卵と混ぜれば行けるんだけど、
こどもパン教室で、熱々の具材はやけどの危険アリ。
それに、それぞれが好きな具材を選ぶのも難しくなっちゃう。
練り込みのパンも、生の具材を練りこむのはNGです。
ジャガイモもそら豆も玉ねぎも下処理したものを用意します。
フランスの伝統的なおつまみ、タルトフランベは
薄焼きパンなので焼き時間に問題は無し。
しかし!いつもの丸い型を使うと当然厚焼きになってしまうので
四角く薄く延ばす成形です。
もっともっと薄く延ばして、パリッと焼き上げたほうが美味しいかもしれないな。
でも。。。一年生でも敗れないで伸ばせる大きさ、
オーブンのサイズにも合わせないとけません。
とまあ、今日の試作はこんな感じでした。
試作して、写真を撮って、
改善部分を考えて、次へのヒントを見つける。
この繰り返しです。
でも・・・・
子どもパン教室のパンのレシピは
必ずしも「これが一番おいしいからこうして作ってね」
というレシピではありません。
先生が絶対の自信をもって調整した最終レシピを
生徒さんに伝授している、大人のパン教室とは違うんです。
私は
「その先の自由度が高ければ高いほどいい」
と考えてレシピを作っています。
ちゃっちゃかフォカッチャは応用自在な点で、
これまでのパンと全く違う面白さを持っています。
先日のラジオに出演してくれたかほちゃんも
「練りこむのとか、トッピングを
自分の好きなものを自由に選べるのが楽しい」
と言ってくれていましたし。
サステナ*デイズ|サステナ*デイズ2021年8月12日 第69回はこちらから聞けます!|AuDee(オーディー)
毎年度終わりに作っていたオリジナルパンは
何か月も前から考えて好きなように作れるので
どこお子さんもお母さんたちもとっても楽しみにしていました。
昨年度はまだちゃっちゃかフォカッチャが生まれて間もなかったことや
コロナ禍でのパン教室がまだまだ手探り状態であったことから
オリジナルパンが作れませんでしたが
今年度は何としても頑張ろう、と思います。
私の試作の話から、
生徒さんのオリジナルパンに話が飛んでしまいました。
私の試作も生徒さんのオリジナルパンも大差ないということかも。