うつせみキッチン パン教室ブログ

自己肯定感を高めるこどもパン教室20年のうつせみキッチン。東京・東池袋教室は大人や講師養成、プライベートレッスンも。

今日のパンは何かな?と家族も楽しいパン教室

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あっという間に10月最終日。

 

子どもパン教室のパンもハロウィンバージョンです。

これは焼く前のパン。

ユーモラスなオバケたちはカラフルです。

今月のちゃっちゃかパンはカップスープのもとを練り込んで味付けをしています。

各自の選んだスープによって味も色も違います。

 

 

多くの生徒さんがまず、「今日のパンはどんなパン?」と聞いて来ます。

パンのメニューは一年分決まっていてあらかじめ解りますが、それがどんなパンか、ピンとは来ないですよね。

 

「今日は甘くないパン、スープ味だよ、好きな味を選んでね。スティックとオバケに作るよ」

など、と説明すると、

「お母さんに知らせなくちゃ!」

というお子さんがいました。

 

その日の夕飯のメニューをパンに合わせてもらうから、デザートパンが、惣菜パンか、食事パンかを早く知らせたいのですって。

 

パン教室で自分の作ったパンは全てお持ち帰りなので、その日の家族で囲む食卓の主役になるお家が多いのです。

 

今月のパンは練り込みスティックという名前だったので、お母さんにも甘いか、甘くないか解らなかったのですね。

 

甘くないパンだよ、とお母さんに電話を掛けて、パン教室が始まりました。

 

また、別の日には、送ってきたお母さんとの会話が聞こえました。

「ママは帰って何するの?」

「○○ちゃんが帰ってくるまでにミネストローネを作るのよ」

 

そうなんです。

月一回のパンの日は家族みんなでパンを楽しみに待っていてくれている。

子どもたちにとって、それがとてもうれしいことです。

一番楽しみなお稽古ごとはパン作り。

「なんで月一回しかないんだろう」

と言って貰えることもしばしば。

 

今月のように、インフルエンザが蔓延したりすれば、お休みのお子さんも多いし、ついうっかり忘れてしまうこともある。

そんな時に心からがっかりして貰えるのがパン教室。

 

パンを作る楽しみに、

家族に喜んで貰える喜び、

異年齢のおともだちとの交流も楽しい。

なかなか他にはないお稽古ごとです。

 

焼きたてのパンを持ち帰り、

家族の食卓を囲みながら、

今日はどんな教室だったか、

話に花が咲く。

 

その時間を含めて、皆さんがパン教室を楽しんでくださっていることが私の誇りです。