うつせみキッチン パン教室ブログ

自己肯定感を高めるこどもパン教室20年のうつせみキッチン。東京・東池袋教室は大人や講師養成、プライベートレッスンも。

保護者懇談会と体験教室

 

こんにちは、こどもパン教室のぱんだぬきです。

 

厚木市戸室のこぬまパン教室では

こどもパン教室が16年目になりました。

こどもパン教室では子どもたちの世界を尊重するため

基本的に保護者の参観をお断りしています。

参観はお断りして来ましたがが、

教室の雰囲気を知っていただきたい思いはあり、

初めての保護者懇談会を開くことにしました。

 

こんなお手紙を出しました。

f:id:pandanukichen:20181003153721p:plain

 

 

ぱんだぬきの教室は

いわゆるサロネーゼさんのような

美しく整った教室ではありません。

壁には絵や写真、美術展のポスターをはじめ、

元素の周期表まで貼ってありますし、

絵本や児童書、美術書、図鑑、辞書や洋書などの本や

将棋や百人一首のようなボードゲーム

ジェンガや立体迷路等のおもちゃ。

キーボードや聴診器、地球儀などおもちゃとは言えない物まで

自由に触れるように置いてあります。

 

こんな環境で、どんなふうにパンを焼き、

どんなおやつを食べながら

どんな話をしているのか

見て頂こうと思います。

 

 

たくさんの保護者さんに来ていただきたいと

懇談会のお知らせをお出ししました。

多くの保護者の方々に、教室のおもしろさが

伝わるよう、準備を進めてます。

教室でのお茶の時間の再現と、

パン作りの実演をしたいと考えています。

 

 

また、これまで口コミで生徒さんを募っていましたが

普段の教室とは別に体験会を企画し、

初めてそのお手紙も作ってみました。

f:id:pandanukichen:20181003153855p:plain

こちらは定員6席のうち3席が残っています。

一人でも多くのお子さんに、こどもパン教室の楽しさを

体験していただけるといいなと思います。

お近くでしたら、ぜひお問い合わせください。

 

 

 

カラーバンズ

今月の高学年教室は

カラーバンズと名付けた

野菜パウダーを使ったパンです。

 

日記ブログの方で、試作について書いています。

www.pandanuki.com

 

子どもたちは、

人参、南瓜、ほうれんそう、紫芋、ココア、抹茶の6種類から

好きな二種類を選んで、生地を作ります。

生地を二種類作るのは大変です。

 

「どの色にしようか、4色じゃダメなの?」

「色は綺麗そうだけど、人参嫌いだな」

「野菜は苦手だから、ココアと抹茶!」

すぐに決まる子やなかなか決まらない子もいます。

 

野菜パウダーは水を吸うので

あとから足すと生地が固くなってしまいます。

少し水を多めに入れるのですが

ゆるい生地をこねるのは手についてしまって大変です。

 

そこを何とかクリアして二つに生地を分け、

其々パウダーを練り込みました。

最初に決めておいたパウダーをそれぞれの生地に混ぜ込んで

色の薄い方から捏ねます。

手早く順に両方捏ねないと、

最初に捏ねたほうの生地は

発酵が進んで一緒に焼けなくなってしまいます。

 

 

半量に分けて二回捏ねるので、

捏ねる時間はいつもの倍近くかかりました。

生地を焼く前はこんな感じです。

f:id:pandanukichen:20180921234755j:plain

かぼちゃと人参、

ほうれん草と抹茶は

それぞれよく似た色です。

野菜パウダー、とっても発色がいいです。

 

でも卵を塗って

f:id:pandanukichen:20180922001653j:plain

焼いてしまうとみんな茶色っぽくなっちゃいます。

元の色がわかるように、時間に余裕があったクラスでは

低めの温度でちょっと長めの時間、焼きました。f:id:pandanukichen:20180922001506j:plainf:id:pandanukichen:20180913150814j:plain

ちょっと残念です。

カットするときれいなのに。

f:id:pandanukichen:20180808194504j:plain

カラフルで、野菜入りの、健康そうなパンです。

ちょっと野菜嫌いの生徒さんも

美味しく食べてもらえているかな。

 

夏休み明けのこどもパン教室

ぱんだぬきのこども教室も2学期を迎えました。

f:id:pandanukichen:20180913150525j:plain

8月、通常クラスは夏休みを頂いて、

春に作った看板周りは朝顔やひょうたんの蔓が茂ってこの通り。

夏休みを過ぎて久しぶりに会う子どもたちも、

この蔓のように一回りも二回りも大きく

成長している事を実感します。

 

 

 

今週は通常クラスに体験のお子さんが入っていました。

夏休みのパン教室で日程の会わなかったお子さんたちです。

今月の高学年のパンはカラーバンズ、

野菜の粉やココア、抹茶から好きな色を選んで練り込み、

色とりどりのパンを焼いています。

f:id:pandanukichen:20180913150814j:plain

この日は三人の中に一人は体験。

五年生の男子です。

どれだかわからないくらい、上手でしょう?

(あれ?それでは先生はいらないかな?)

 

 

 5年生の男子くんたち、サッカー仲間です。

 前からきている二人は夏休み前に

昨年のひょうたんを割って種を出し、

庭に蒔いて行った子たちです。

 そのひょうたんが、看板周りにたくさんなっています。

千成瓢箪という、小さな実がたくさんつくタイプ。

f:id:pandanukichen:20180913150305j:plain

これは昼間の写真ですが、

教室の終わる18:00には白い花が沢山咲いていました。

これが雌花だよ、これが雄花だよ、

ひょうたんは夕方、朝顔は朝に花が咲くんだよ、

と話も弾みます。

「どれでも好きなの持って帰っていいよ」と言うと

嬉しそうに好きなひょうたんを選んで収穫して帰って行きました。

 

体験の彼も、パン作りだけではなく

お友達との楽しい時間を共有できて、

とってもよかったな、と思います。

「またね!」と帰って行きました。

出張体験を企画しました。

こどもパン教室協会設立を記念して

 2018秋の特別企画です。

 

こどもパン教室のパン作りをご覧に入れます。

 

 

こどもパン教室って、どんなふうにパンを作るの?

子どもたちにはどうやって教えるの?

本当に子どもでも90分でできるようなパンなのかな?

うちの教室でもできるかな?

と思っているパンやお菓子の先生方に向けて

出張教室を企画しました。

 

 

小田急本厚木駅から3時間程度で行かれる教室なら

ぱんだぬきがこども教室のパン作りをお伝えに参ります。

お声かけください。

お問い合わせメールは hiro321konuma@yahoo.co.jp まで。

 

f:id:pandanukichen:20180827211703p:plain

生徒さんからの嬉しい報告メール

6年生の生徒さんのお母様から、

とてもうれしいメールが届きました。

掲載のご了承を得たので、ご紹介します。

 

<Mちゃんのお母様より>

f:id:pandanukichen:20180827093954j:plain

 

こんにちは
お世話になっております
今年の夏は 尋常ではない暑さが続いておりますが
先生は 体調を崩されてはいないでしょうか

今日Mは (念願の)お家でパンを作りました。
今回は あんパンと焼きカレーパンです。
捏ねるのも手慣れていて カードを器用に扱っていて さすがだなと思いました
先生 ありがとうございます。
 
M的には パン生地のチョイスミスだったと かなり残念そうだったけれど
私たちは とても 美味しくいただきました。

また 近いうちに作る!と 張り切っているので 楽しみです

また 来月から 宜しくお願い致します。
 

ぱんだぬきはとても嬉しくなりました。

こんな素敵なメールをいただいて嬉しくないはずはありません。

とてもうれしくなりました。

Mちゃんは一年生のころから

パン教室にずっと通ってくれているベテランさんです。

 

今中学三年のお兄ちゃんも6年生まで

楽しく通ってくれていて、

卒業しちゃうのが残念、と言ってくれていました。

そのお兄ちゃんがカレーパンの、

クッペ型成形の物は成形したのだそうです。

兄妹で仲良く作業しているのを、

お母様がニコニコ見ている姿が目に浮かびます。

 

お兄ちゃんは忙しい受験生ですから、

このパン作りが楽しい気分転換になったに違いありません。

 

この二つのパンは、

教室のレシピ通りではありません。

Mちゃんが、自分の食べたいパンをイメージして、

また家にある材料や計量のしやすさなど考え併せた

オリジナルなパンになっています。

 

作ったパンを食べて、

ちょっとイメージが違った事も反省しています。

次回はもっとうまく作れること間違いなしです。

小学生でココまで出来るのは素晴らしいです。

 

私の教え子たちは、

みんな私の誇りです。

通ってくれてありがとう、

心からお礼を言いたいと思います。

Mちゃんのお母様、

メールしてくださって本当にありがとうございました。

www.pandanuki.com

 

pandanukitchen.hatenadiary.jp