うつせみキッチン パン教室ブログ

自己肯定感を高めるこどもパン教室20年のうつせみキッチン。東京・東池袋教室は大人や講師養成、プライベートレッスンも。

11月の子どもパン教室レポート

あという間に月末になってしまいました。

 

今月の子どもパン教室レポートです。

 

低学年クラスはクルミパンです。

ソフトフランスパン生地に

たっぷりのクルミを練りこみます。

 

クルミを混ぜて手で捏ねる時には

生地だけとは違い手にクルミが当たります。

 

 

くちょっと痛いですがよく捏ねると

クルミの油や薄皮が少し生地にしみて

独特の風味と色がつきます。

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にぎやかな二年生クラスは一人お休み。

先月お休みだったお子さんは

久しぶりのパン教室に大はしゃぎ。

 

しかし、何かちょっと変わりました。

何でしょう?雰囲気が違うのです

秋になって、みんな一回り大人になったのかな。

先生の話もよく聞いてくれるし、

みんなで一緒にかるたも楽しむし。

どの子も周りが見えてきたんだなと思います。

 

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こちらは3年生。

三年生も大人になってきました。

この日の関心事は「先生の家族」でした。

「上でなんかがたがた音がする」

「二階に誰かいるの?」

「先生の旦那さんがいるよ」

「会いた~い!」ですって。

お茶の時間に呼びました。

 

一緒にクッキーを食べ、紅茶を飲みながら

「みんなは今日は何を作っているの?」

クルミパンです!」

「そうなんだ、おじさんはね、

今、メガネケースを革でを作っています」

「わーすごい」

「どういう風に入れるの?」

「それでメガネは落ちないの?」

子どもたちも興味津々。

お茶の時間が短く感じられたようです。

 

高学年の組はイングリッシュマフィンです。

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イングリッシュマフィンは朝食用のパンで、

型に入れてふたをして焼くことで、

円盤形に焼き上げ、

食べるときに周囲にフォークでミシン目を入れて

二枚に割ってトーストし、

具を挟んで食べるパンです。

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ちいさな型なら4個、大きめの型なら3個。

まず最初に選んでもらいます。

家族の人数も考えてみんな選びます。

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コーンミールコーングリッツを使うので、

小麦以外の粉が入ると手触りが違うことも

楽しんでもらいます。

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型に合わせて焼くため、分割も厳密。

等分になるよう計りを使って分割します。

後は丸めるだけの簡単なパンです。

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でも、食べ方を説明して試食してもらうため、

いつもより10分早く焼き上げるので大忙し。

焼きあがったら、写真を撮りつつ、

大急ぎで試食のサンドイッチを作っていました。

 

そんなこんなで、

うっかりして、パンだけの写真を

撮り忘れてしまったグループがありました。

みんな上手に焼けていたのに、

ごめんなさい。

 

高学年の今月の課題は

「パンを説明しよう」でした。

 

イメージした美味しいパンを自分の言葉で説明する。

目の前にないものを想像して言葉に表すって、

訓練しないと結構難しいです。

 

でも、何か新しいものを考え、

誰かに的確に伝えること、

これからの時代はそういう力が重要です。

難しい課題でありながら

自分の好きな食べ物のことを考えるので

あまり抵抗なく頑張って書いてくれました。

 

今月のおやつはガレット・ナンテ

バターたっぷりの伝統的クッキーです。

好評でしたので、レシピを公開しています。

www.pandanuki.com

 

おとなのぱんきょうしつは

ガレットつながりでじゃがいものガレット。

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じゃがいものミルク煮をたっぷり

ふんわり湯種生地に乗せました。

ガレットは平たい食べ物の事だそうです。

 

 

 

 

11月のパン教室のおしらせ

11月になり一週間が過ぎてしまいました。

 

 

今月のパン教室は

低学年はクルミパン。

クルミをたくさん練りこんだセミハードなパン。

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高学年は

イングリッシュマフィンです。

焼きが甘い仕上がりのイングリッシュマフィンは

半分に割ってトーストして食べるパン。

教室では半割にしてトーストしたイングリッシュマフィンに

チーズスクランブルエッグをはさんで試食します。

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大人のクラスはジャガイモのガレット

グラタン・ドフィノワをイメージした

ミルク煮のジャガイモを使ったパンです。

薄力粉を混ぜた湯種生地でふんわり柔らか

優しい味のパンができました。

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一緒に作るお菓子はガレット・ナンテ。

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お菓子もパンも「ガレット」にしてみました。

ガレットは丸くて平たい食べ物ですね。

 

 

 

どなたでも体験できる誰でも子どもパン教室は

11月27日(水)に行います。

  10:30~イングリッシュマフィン

  16:30~クルミパン

一時間半の講習、おひとり3000円です。

定員5名です。お申し込みはお早めに。

 

 

  お問い合わせは お申し込みは 

        連絡先 | Pandanuki

 

10月のパン教室レポート  気温差の激しい秋でした

 台風あり、大雨ありで、真夏日もありの

天候に恵まれない10月が過ぎました。

 

ここ厚木は台風や雨・風に大きな被害は少なく、

パン教室は子どもも大人も無事に開催できましたこと、

ご報告しておきます。

 

さて、10月のパン教室レポートです。

 

10月のパン教室、高学年のクロワッサンについては

月半ばに中間報告をいたしました。

 

pandanukitchen.hatenadiary.jp

 

今日は主に、低学年クラスと大人クラスのレポートです。

 

低学年は

パン・オ・レ

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フランスの菓子パンに属する基本のパンです。

オ・レ はフラメンコの掛け声ではなくて、

「牛乳の」というフランス語。

カフェ・「オ・レ」と同じよう法です。

 

牛乳だけで捏ねたバター入りの生地、

基本の棒成型、

はさみで入れるカットが独特の波模様ととげを演出します。

上に散らしたあられ糖が子どもたちの関心を集めます。

 

 

元気いっぱいの二年生のクラスは

今回お休みのお友達がいてちょっとしんみり。

でも一緒にかるた取りをして楽しそうでした。

百人一首や動物かるた、ことわざかるたなど

いろんな種類のかるたの中から、

この日選ばれたのは、なんと

「四字熟語かるた」

向学心旺盛な二年生たち、

聞き慣れない熟語とその読み、意味を一生懸命読んで

頑張ってかるた取り。

 

ぱんだぬきはイントネーションを直したり、

さらにかみ砕いて意味を説明します。

こうして初めて聞いた言葉も、

使い慣れていく日が来るのですね。

学校で教わるだけでは定着しないけれど、

生活の中で覚えてほしい言葉は

実はたくさんあるのですが、

大人や他学年との子どもが関わることが少ない今

自然に覚える難しい言葉は少ないのでしょう。

残念なことです。

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3年生の6人組はますます元気いっぱいです。
パン作りにも教室にもすっかり慣れています。

教室にあるおもちゃを次々出して遊んでいた夏休み前とは

一寸雰囲気が変わってきました。

おもちゃよりおしゃべりに花が咲く

女子らしくなる日が近いかもしれません。

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高学年のクロワッサンは

前回ご紹介していなかった後半クラスのパンです。

 

クロワッサン

 こちらは4年生、5年生、中学生

 あまり生地に砂糖をバターを足して、

渦巻クイニーアマンを作っていますが、

このクラスはあまり生地が少なく、

小さ目にできています。

難しい折りこみでしたが、きちんと四角く伸ばせて、

クロワッサンを無駄なく作れたということです。

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そして最終日は6年生と中学生のベテラン二人組。

他のクラスは四つ折り2回の16層で作りましたが

ベテランの麺棒使いに期待して、

正統派の三つ折り三回を頑張ってもらいました。

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 そして、やっぱり、

このクラスが一番無駄なく生地を使えて、

クイニーアマンが小さいです。

でも、クイニーアマンが実はおいしくて、

小さくなって残念、と思った様子もありました。

 

大人のパン教室は・・・

フラワーちぎりパンと

リンゴとカシスと栗のドライケーキ

 

ちぎりパンはブリオッシュ生地を小さく分割して

花びらに見立てた成型をしました。

生地を多数に分割丸めする場合、

手早さが求められるのでちょっと大変ですが

数をこなすと、それだけ上達するので

皆さんワンランクアップして帰られましh多。

かわいいお花の成型を楽しんでいただけました。

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お菓子はクランブルのドライケーキです。

リンゴは電子レンジを利用してセミドライに、

それにカシスと栗を合わせる、秋らしいお菓子です。

台の生地を上のクランブル、実は同じ配合で、

途中で生地を二つに分けて作るので、

見た目よりずっと簡単な本格ドライケーキです。

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そして月末は誰でも子どもパン教室。

今月はお子さんが通ってらしゃる方が

幼稚園児のお子さんも連れて参加してくださいました。

お母さんや妹たちにパンつくりを教えてあげる

お兄ちゃんお姉ちゃん。

お母さんも初めて捏ねるので、

お兄ちゃんお姉ちゃんに捏ね方を教わりながら。

初めてのパン生地に戸惑いながら一生懸命捏ねる妹ちゃん。

おやつの時間にはりんごのカップケーキと

デカフェのマスカットティーを楽しみ、

休み時間はお母さんも一緒におもちゃで遊びました。

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お兄ちゃんはちょっと照れて、

本を読むふりをしています。

お母さんたちもお兄ちゃんお姉ちゃんの手つきに感心したり、

年中の妹ちゃんたちも自分でパンをこねて満足げです。

お家へ帰ってお父さんに自慢していたそうです。

そりゃあ、そうですよね、

粉からこねて、成型して、全部作ったパンですもの。

 

 

 

子どもパン教室の手ごねパンを

体験できる誰でも子どもパン教室は

11月27日(水)です。

 

10:30~12:00  イングリッシュマフィン  

16:30~18:00  クルミパン   

  

講習料は1単位3000円(材料、レシピ、おやつ、試食、持ち帰り付き)です。

一単位は小型パン4個分。

小学生以上大人まで、無理なく手ごねしてお作りいただけます。

未就園児は保護者の方の同伴が必要です。

 

 お問い合わせは お申し込みは 

        連絡先 | Pandanuki

 

 

 

 

子どもパン教室のクロワッサン、とうとう始まりました!

10月も半ばになりました。

 

10月前半のパン教室レポートです。

今日は高学年の部のクロワッサン特集です。

低学年クラスのパン・オ・レや大人の教室、

後半の部の高学年は次回レポートをお待ちください。

 

クロワッサン登場!

 

 

子どもパン教室高学年はクロワッサン。

16年子どもパン教室をやってきて、

クロワッサンは初めてです。

こんなクロワッサンをお子さんが作ってきたら!

ワクワクしませんか?

それがとうとう実現しました。

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クロワッサンはパンといっても、

普通のパンのように、

捏ねる→発酵→成型→発酵→焼く

という手順だけでは出来上がりません。

バターを折りこむ作業があります。

 

子どもの温かい手で温かく捏ね上げた生地に

バターが溶け出ないように包んで伸ばして

折りたたんで、また伸ばして・・・という作業が加わります。

一般のパン教室でもクロワッサンは上級に属すパンで、

粉をこねるところから始めて3時間以上かかるのです。

私の大人向け教室には速成レシピを作ってあり、

2.5時間までは短縮できたのですが

これを90分の教室に落とし込むのは至難の業…と

これまで敬遠してきました。

 

でも、子どもたちに

「どんなパンが作りたい?」

と聞くと、一人くらいは必ず、

「クロワッサン!」と答える子がいる、

という現実があって

なんとか、クロワッサンを

メニューに載せたいと思っていました。

 

そこで、

これまでの方向とは違うアプローチで

この春からレシピ作りを続けてきました。

www.pandanuki.com

ブレッド・バイキングの朝食 - たぬきのぱんやさんにっき

 

 

そして今月の高学年クラスで

とうとうクロワッサンを作りはじめました。

クロワッサンの生地の裁ち落とし部分は

クイニーアマンに仕立てています。

 

それでは・・

子どもたちの力作、ご覧ください。

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10月の初めはまだ気温が高く、

エアコンの温度設定を思いっきり下げました。

子どもたちは

それでも溶けてくるバターと戦いました。

 

中には2年生や体験できたお子さんも混じっていて、

クロワッサンはハードルの高いパンでありました。

 

捏ねて、生地を大きく決まったサイズに伸ばし、

バターを折りこんで、冷やして、

伸ばして、折って、冷やして・・・と

次々こなさなければならない作業に立ちっぱなしで

二次発酵でやっとおやつの時間が来ると

「つかれた~~」と椅子に座りこんでいました。

 

それでも、どの子もクロワッサンを作り上げ、

満足して帰って行ってくれました。

 

そして、なにより、

ちゃんと教えることができて

先生が一番ほっとしたかもしれません。

嬉しいことです。

 

みんな頑張ってくれて

どうもありがとう!

 

10月のパン教室のおしらせ

10月になりましたが

ここ厚木はまだまだ汗ばむ暑さです。

 

今月のパン教室は

低学年はパン・オ・レ。

牛乳で捏ねるフランスの菓子パンです。

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高学年は

お待たせしました、

クロワッサンです。

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大人のクラスはブリオッシュ生地で

ちょっと成型に凝ったちぎりパンを作ります。

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一緒に作りお菓子はバターケーキです

栗とリンゴを合わせた大人の味です。

 

 

 

どなたでも体験できる誰でも子どもパン教室は

10月29日(火)10:30~と16:30~

一時間半の講習、おひとり3000円です。

 

メニューはどちらの時間もパンオレとなります。

(クロワッサンを作ってみたい場合はご相談ください。)

 

 

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