今月のパン教室が終了しました。
今月の教室レポートです。
低学年クラスはソーセージロールでした。
バターロール生地に
みんな大好きなソーセージを巻きこみます。
にぎやかな二年生クラスの作ったパンは
こちら。
一年生のころに比べてみんな力も強くなり、
よく膨らんでご機嫌です。
こちらは3年生。
高学年の組はベーコンエピです。
エピはフランス語で麦の穂です、
と説明をすると、
「ああ、やっぱり」といったお子さんがいました。
なんで?と聞いたら
「前にそう聞いたような気がして、
言おうかなと思ったけど、
違うかもとも思って言わずにいた。
今先生が言ったのでやっぱりそうだったなって。」
そうなんです、一度では定着しないことも
間を開けて何度か聞くと確信をもって覚えられる。
それは勉強でも生活のあらゆる場面でも同じこと。
一度で覚えなくても、うろ覚えでも
気にせず先に進んで、必要な時には
何度でも同じことを聞けばいいの。
自分に必要なことはそうやって
身に付けていってほしいと思いました。
エピはフランスパンのような棒に成型して
焼く前にハサミで切って穂を作ります。
ハサミを思い切って深く入れること、
ハサミの角度で穂の表情が変わること
穂の数もハサミの角度も好きなようにしていいよ、
というとみんな工夫して切っていきます。
仲良し女子のクラスでは
パンの写真を撮るときに
指で星を作るのがちょっとブームです。
かわいいですね。
男子ばかりのクラスでは
ブラックペッパーを入れてはだめ?
と聞いてくれる子がいて、
ペッパー入りとペッパーなしを作っていきました。
今回のエピはベーコンでしたが、
チーズだったり、
プレーンだったり、
いろいろ工夫の余地のあるパンだし、
パンキリナイフがなくても手でちぎって分けられる、
面白いパンです。
子どもたちも存分に楽しんでくれました。
自分で工夫する余地があるのが
パン作りに限らず、自分で作るものの良さです。
今月から、高学年クラスでは
オリジナルレシピの作成も始まり、
遊ぶ時間が少なくなりました。
お茶の時間にも
「どんなパンが作りたい?」
「思った食感にするにはどういう工夫が必要?」
「膨らむことを想定して成型を考えるには?」
と楽し勉強が続きます。
今月のお茶菓子はオレンジのマドレーヌ。
苦い、という子がいるかなと思いましたが
杞憂でした。
大人の教室は
黒糖ナッツのソレイユ成型。
成型の楽しさを満喫していただきました。
サブメニューはケーク・オランジュ
オレンジのパウンドケーキです。
最近ドーナッツ店で話題の、
ピエール・エルメ氏のレシピを参考に、
生クリーム入りのしっとりケーキを作っています。