うつせみキッチン パン教室ブログ

自己肯定感を高めるこどもパン教室20年のうつせみキッチン。東京・東池袋教室は大人や講師養成、プライベートレッスンも。

小さいお子さんのためのパンのおはなし

ぱんだぬきのこども教室では

低学年向けにこんなテキストを配っています。

内容は難しいけれど

いつか、

理科でで単細胞生物を教わる時とか

家庭科でタンパク質の話を聞いた時とか

テレビの料理番組を見た時とか

そういう時にふと思い出してくれたらいいな、

そういうことを書いています。

 

<子どもパン教室低学年用テキスト>

<パンはなにからできている?>

パンは こむぎこ みず さとうしおイース からできている。ざいりょうを よくこねて ふくらませて やいてつくる。

<パンがふくれるのはどうして?>

  こむぎこ しおみず いれて よくこねると グルテンという タンパクしつが でてくる。これがフーセンガムのような やくわりをする。よくこねるのは ふくらますまえの ガムを よくかんでおくのと おなじ。

  このフーセンガムを ふくらますのが イースイーストは みんなとおなじように いきている。だから パンきじは あたたかくて しめっているのが すきイーストは さとうなどを えさにして、あたたかいところで、どんどんはっこうして、ふえて ちいさなフーセンガムを たくさんふくらます。そうすると パンのきじは おおきく ふわふわしてくる。

  このフーセンを つぶさないように まるめてやくと ひとつひとつの フーセンのなかのガスが もっとふくらんで ふかふかなパン になる。

 

令和と共に、2019年度のこどもパン教室が始まります。

 

小中学校の新学期が始まりました。

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パン教室をしている我が家の前も通学路になっているので

今日は大きなランドセルを背負った初々しい一年生や

進級して担任の先生やお友達はどうなるか、

ウキウキそわそわした2~6年生たちが

たくさん通ることと思います。

楽しい一年の始まりです。

みんなおめでとう!

 

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パン教室の2019年度は5月始まりです。

そうです、改元と共に、令和と共に新学期になります。

そこで心もあらたに、メニューの見直しをしました。

 

 

今年のこどもパン教室のパンはこんな感じです

(写真は一部のパンだけですが・・・)

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低学年コースにはやシナモンロールなど10種類。

高学年コースはメロンパンやベーコンエピなどの10種類。

おなじみのパンのほか、高学年クラスに

なんと!クロワッサンが初登用します。

 

どれも小学生が自分で作り上げられるよう、

工夫を凝らした特別レシピですが

捏ねる、発行する、成形する、発酵する、焼く

というパンの基本の作り方は踏襲しています。

 

こどもパン教室は6人までの少人数制で

一人ひとりに目を配れる人数でありながら

コミュニケーションからの学びも得られます。

 

体験教室を4月25日に予定しています。

 

<こどもパンたいけん会>

    お楽しみパンを作ろう

  425日(木)16301800

    参加費:1500円 持ち物:エプロン

    おやつ、試食、パンの持ち帰りつき

 

          お問い合わせ先    hiro321konuma@yahoo.co.jp

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定員6名です。お申込みお待ちしています。

こぬまパン教室 ホームページはこちら Pandanuki

 

 

 

pandanukitchen.hatenadiary.jp

 

 

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卒業制作のオリジナルパン

ぱんだぬきのパン教室、今月はオリジナルパンです。

 

高学年クラスの子どもたちは、

年明けからパンつくりと並行して

レシピを書いてきました。

 

6年生中心のクラスは中学校の入学式の前に、

一足早くやってきました。

卒業制作、と言いますか、

最後のパン教室です。

 

まずは男子三人組

この三人はみんな、ハムマヨネーズパンと言っていました。

ベースは一緒ですが、ごらんのとおり、成形は其々です。

中にツナが入っているものを作ってくれた子もいます。

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こちらは女子グループ。

りんごとカスタードの入ったりんごパン、

お家の人のリクエストを聞いて来て作ったソーセージロール

リーンなパンが好きだから、とミニエピを4種類

山もりコーンの他ににベーコンも入れたコーンマヨネーズ

カニカママヨ入りのかにパン、ツナマヨ入りのマグロパン。

クロワッサンは開発中のレシピでぱんだぬきが生地を作り子どもたちが巻きました。

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帰り際にはサインの交換会。

今日のパンを持って写した写真にみんな名前を書いています。

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きっとパン教室が忘れられない楽しい思い出になってくれることでしょう。

 

お母さまから嬉しいメッセージを頂いたり、

パン教室の前にクラスで集まって寄せ書きを書いてくれたり

嬉しいサプライズもいっぱいで

せんせい冥利に尽きます。

 

明日は中学校の入学式。

期待に胸を膨らませて桜の明日を歩くのでしょう。

みんな入学おめでとう。

パン教室に通ってくれて、本当にありがとう。

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3月分のパン教室終了

春休みに入ってもパン教室は続いていました。

 

子どもパン教室もおとなパン教室も

三月分は終了しました。

 

3月分の高学年はセサミ食パンでした。

 

昨日のクラスのお子さんたちはゴマは好きでない、とのことで

こんなパンになりました。

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二人はレーズン食パン、一人はプレーンな食パン

ゴマ食パンはぱんだぬき先生のお手本です。

 

お持ち帰りのパンに嫌いな食材が入っていては

楽しくないでしょうし、

何より、手作りの良さは自分好みにできることですから、

ぱんだぬきのパン教室では

嫌いな食材には出来る限り代替え食材を用意することにしています。

 

しかし、元レシピで作ってこその教材でもあるので

ぱんだぬき先生はみんなが嫌いと言っても

今回のように出来るだけ元レシピで作るようにしています。

 

ゴマ食パンは生地がほぼ出来上がってから

ゴマを練り込むのですが、

たっぷりのゴマを包み込んでから

ゴマを練り込んでいくときの手触りの変化を

ゴマ生地を順番に触ることで味わってもらいました。

 

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明日からは4月分のクラスです。

 

 

今年度まで、こどもパン教室の一年は

5月始まり4月終わりの一年度でしたので、

4月分は一年の集大成としてオリジナルパンです。

そして卒業の6年生は中学校の入学式の前に、

最後のパン教室に来てもらうことになっています。

 

4月のこどもパン教室、高学年の子たちは、

自分で書いたオリジナルレシピのパンを

自分の力で焼き上げます。

 

低学年の子たちも、生地は既定の物ですが

自分で好きなパンに仕立てます。

教室に用意してある副材料を使うもよし、

使ってみたい副材料を持ってくるくるもよし、

思い思いの形に成型するもよし、です。

 

ぱんだぬき先生は4月はお手本を作らず、

みんなのサポートに徹します。

みんながどんなパンを作るのか

ぱんだぬき先生もとっても楽しみな4月です。

 

3月の大人の教室は胚芽食パンでした。

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一人一斤ですが、

角食パンでも、山食パンでも好きな方を作ってもらいました。

一口に食パンと言っても成形にはいろいろあるので

いくつかを提案して、これも選んでもらいました。

この日は角食パン一人、光山の山食パン一人、ツイスト成形ひとり、

そして三つ編みがぱんだぬきです。

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成形が変わると、クラムの伸びる向きが変わってくるので、

パンの口当たりが少し違ってきます。

なかなか奥深い世界です。

低学年クラスパン教室 今月最終

ぱんだぬきのパン教室は

出来るだけ月の前半に低学年なのですが

三月は1クラス、20日過ぎになってしまいました。

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ヨーグルトのたくさん入ったライ麦パンです。

一年生と3年生です。

一年生にはクープを入れるとき先生が手を添えました。

三年生は頑張って自分で入れてみました。

習い始めて半年ほどなので初めてのクープです。f:id:pandanukichen:20190324154136j:plain

膨らんだパンをつぶさないように

肩と手の力を抜いてすっと切る。

言うは易し行うは難し、の典型の作業です。

 

大きな声では言えませんがぱんだぬき先生も苦手分野です

生地がつぶれてしまったり、ひきつってしまったり

大人でも難しいのです。

緊張しながら切ってくれました。

 

大きなパンなので成形時間は短くて

休み時間がたっぷりとれました。

どうぶつしょうぎ」「どうぶつかるた」を

先生も一緒に遊びました。

どうぶつしょうぎは先生VS生徒三人組の勝負でした。

 

大人げないぱんだぬき先生は手加減しませんし、

三人組はしょうぎで力を合わせる経験が無くて、

結局先生の圧勝になってしまいました。

 

しかし、この時初めて開封した動物かるた、

パンダの絵には「も」と書いてあります。

「モリモリと笹を食べるよジャイアントパンダ」です。

読み札の最初の一音を聞かねばなりません。

そうしないとどうぶつの名前は最後まで出てこないので札が取れません。

どうぶつの名前が気になってしまう先生は完敗でした。

・・・難聴・老眼の進行には注意が必要かも・・・

と自信の無くなる一戦でした。

次は負けない、と心に誓います。

そしてこの面々と神経衰弱は危ないぞ、

と密かに考えるのでした。

 

高学年のクラスでは

4月に自分で書いたレシピで

オリジナルパンを作りますが

低学年の生徒さんの4月は

バターロールに近いぱんです。

みんなが同じ生地をこねますが、

成形や副材料は自由に作ってもらいます。

 

何か入れて見たい材料があったら持ってきてね、

作ってみたい形があったら相談してね、

何も持ってこなくても、

チョコチップやレーズンやちょっとした副材料はあるからね、

と声をかけています。

 

三人とも、来月はどんなパンを作ろうか、

悩みながら帰って行きました。

4月の教室は低学年の生徒さんにも格別です。