台風あり、大雨ありで、真夏日もありの
天候に恵まれない10月が過ぎました。
ここ厚木は台風や雨・風に大きな被害は少なく、
パン教室は子どもも大人も無事に開催できましたこと、
ご報告しておきます。
さて、10月のパン教室レポートです。
10月のパン教室、高学年のクロワッサンについては
月半ばに中間報告をいたしました。
pandanukitchen.hatenadiary.jp
今日は主に、低学年クラスと大人クラスのレポートです。
低学年は
パン・オ・レ
フランスの菓子パンに属する基本のパンです。
オ・レ はフラメンコの掛け声ではなくて、
「牛乳の」というフランス語。
カフェ・「オ・レ」と同じよう法です。
牛乳だけで捏ねたバター入りの生地、
基本の棒成型、
はさみで入れるカットが独特の波模様ととげを演出します。
上に散らしたあられ糖が子どもたちの関心を集めます。
元気いっぱいの二年生のクラスは
今回お休みのお友達がいてちょっとしんみり。
でも一緒にかるた取りをして楽しそうでした。
百人一首や動物かるた、ことわざかるたなど
いろんな種類のかるたの中から、
この日選ばれたのは、なんと
「四字熟語かるた」
向学心旺盛な二年生たち、
聞き慣れない熟語とその読み、意味を一生懸命読んで
頑張ってかるた取り。
ぱんだぬきはイントネーションを直したり、
さらにかみ砕いて意味を説明します。
こうして初めて聞いた言葉も、
使い慣れていく日が来るのですね。
学校で教わるだけでは定着しないけれど、
生活の中で覚えてほしい言葉は
実はたくさんあるのですが、
大人や他学年との子どもが関わることが少ない今
自然に覚える難しい言葉は少ないのでしょう。
残念なことです。
3年生の6人組はますます元気いっぱいです。
パン作りにも教室にもすっかり慣れています。
教室にあるおもちゃを次々出して遊んでいた夏休み前とは
一寸雰囲気が変わってきました。
おもちゃよりおしゃべりに花が咲く
女子らしくなる日が近いかもしれません。
高学年のクロワッサンは
前回ご紹介していなかった後半クラスのパンです。
クロワッサン
こちらは4年生、5年生、中学生
あまり生地に砂糖をバターを足して、
渦巻クイニーアマンを作っていますが、
このクラスはあまり生地が少なく、
小さ目にできています。
難しい折りこみでしたが、きちんと四角く伸ばせて、
クロワッサンを無駄なく作れたということです。
そして最終日は6年生と中学生のベテラン二人組。
他のクラスは四つ折り2回の16層で作りましたが
ベテランの麺棒使いに期待して、
正統派の三つ折り三回を頑張ってもらいました。
そして、やっぱり、
このクラスが一番無駄なく生地を使えて、
クイニーアマンが小さいです。
でも、クイニーアマンが実はおいしくて、
小さくなって残念、と思った様子もありました。
大人のパン教室は・・・
フラワーちぎりパンと
リンゴとカシスと栗のドライケーキ
ちぎりパンはブリオッシュ生地を小さく分割して
花びらに見立てた成型をしました。
生地を多数に分割丸めする場合、
手早さが求められるのでちょっと大変ですが
数をこなすと、それだけ上達するので
皆さんワンランクアップして帰られましh多。
かわいいお花の成型を楽しんでいただけました。
お菓子はクランブルのドライケーキです。
リンゴは電子レンジを利用してセミドライに、
それにカシスと栗を合わせる、秋らしいお菓子です。
台の生地を上のクランブル、実は同じ配合で、
途中で生地を二つに分けて作るので、
見た目よりずっと簡単な本格ドライケーキです。
そして月末は誰でも子どもパン教室。
今月はお子さんが通ってらしゃる方が
幼稚園児のお子さんも連れて参加してくださいました。
お母さんや妹たちにパンつくりを教えてあげる
お兄ちゃんお姉ちゃん。
お母さんも初めて捏ねるので、
お兄ちゃんお姉ちゃんに捏ね方を教わりながら。
初めてのパン生地に戸惑いながら一生懸命捏ねる妹ちゃん。
おやつの時間にはりんごのカップケーキと
デカフェのマスカットティーを楽しみ、
休み時間はお母さんも一緒におもちゃで遊びました。
お兄ちゃんはちょっと照れて、
本を読むふりをしています。
お母さんたちもお兄ちゃんお姉ちゃんの手つきに感心したり、
年中の妹ちゃんたちも自分でパンをこねて満足げです。
お家へ帰ってお父さんに自慢していたそうです。
そりゃあ、そうですよね、
粉からこねて、成型して、全部作ったパンですもの。
子どもパン教室の手ごねパンを
体験できる誰でも子どもパン教室は
11月27日(水)です。
10:30~12:00 イングリッシュマフィン
16:30~18:00 クルミパン
講習料は1単位3000円(材料、レシピ、おやつ、試食、持ち帰り付き)です。
一単位は小型パン4個分。
小学生以上大人まで、無理なく手ごねしてお作りいただけます。
未就園児は保護者の方の同伴が必要です。
お問い合わせは お申し込みは
連絡先 | Pandanuki