うつせみキッチン パン教室ブログ

自己肯定感を高めるこどもパン教室20年のうつせみキッチン。東京・東池袋教室は大人や講師養成、プライベートレッスンも。

学びは「間」にある  こどもパン教室

うつせみキッチンのブログへようこそ。

東池袋教室からのおしらせ<夏休みの単発教室ついてはこちらへ>

 

作業の「間」にあるものは

東池袋のこどもパン教室準備の様子です。

 

 

ぱんだぬきのこどもパン教室は月一回の固定クラスです。

初めての生徒さんがクラスに入ってくるときには

自己紹介をします。

 

学校や学年や性別がバラバラでも、

一緒に作業し、一緒に絵本の読み聞かせを聞いて

知らなかった者同士も段々に仲良くなります。

 

子どもパン教室は知的刺激の宝庫 

 

作るのは自分だけのパンですが

周りの子の影響が大きく出ます。

 

先生に助けを求めることももちろん多いですが

子どもたちはお互いのパン作りを観察し自分と比べ、

いろいろ話をしてアイデアを出し合います。

自分の好みに合わせてレシピに変更を加えたり、

お互いの生地の様子を見たり、温度を確かめ合ったりして

自分のパンを完成させて行くのです。

 

 

そうやって学年末を迎えるころには

オリジナルパンのレシピ作りまでができるようになります。

 

 

子どもたちは相互によい影響を及ぼしあいながら

パン教室を楽しんでいます。

そうやって出来上がるのは例えばこんなオリジナルパン。

 

 

時にはまねっこであったり、

当日になってからの大幅変更だったりしますが

そういう臨機応変なところも

クラスの仲間があってこそ。

 

小学生にとって本当に作れるパンのレシピを書くのは

それほどたやすい事ではありません。

それでも、考えて考えて、想像して、書きあげられるのは

それが楽しい事だから。

 

 

今年は絵本の読み聞かせの時間の他に

試食の時間や、ゲームなどで遊べる時間も取っています。

やってくる子どもたちの年齢や雰囲気、

興味の対象などに合わせて並べる本やおもちゃは選んでいます。

 

 

 

クラスごとにパンの雰囲気が違っていて

先生と生徒の一対一の関係だけでは得られない学びが

子どもたちの間にあるのだな、と実感します。

 

色々なことを知っているのは楽しい、

会話を通して知識を高めていく

共通の体験をして信頼が築かれ、

コミュニケーションの土台が

こうして育って行くのだな、と思います。

 

こういう「場」と「間」が子どもたちを育てます。

だからこそクラス固定の毎月一回のパン教室という

先生も生徒もちょっと努力の必要なシステムで

20年以上も続いてこられているんだと思います。 

 

新型コロナが5類になったとはいえ、

子どもたちは思うように集まって遊べないし、

お友達の家に行って遊ぶこともほとんどなくなりました。

子どもの成長に欠かせない小さな異文化交流の場が失われつつあります。

 

そんな時代になっても、いえ、そんな時代になったからこそ

月に一回のパン作りを子どもたちは心から楽しんでいるようです。

子どもパン教室はその力を発揮しているように感じます。

「楽」ではないけど「楽しい」

そこが一番大事なところ。

 

学期中は毎月固定クラスを重視しているので

入会希望の体験以外の単発教室は行っていませんが、

夏休みの間だけ、単発で体験できる機会を設けます。

 

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単発なので、固定クラスの楽しさは体験できませんが

粉から自分で捏ねてパンを焼く達成感や

焼きたてのパンを食べる嬉しさ、

自分で作ったパンを家族に食べてもらう喜びのほか、

絵本やおもちゃも楽しんでいただけます。

 

単発なので盛りだくさんに、一つの生地から2~3種類のパンを作ります。

自分のパンはすべてお持ち帰り、試食、おやつ付。

レシピには記念写真をお付けしてお渡しします。

公式LINEから参加後にもご質問にお答えしますので

お家での復習も安心です。

夏休みの自由研究や絵日記、作文の題材にも。

 

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